2020年4月1日から13日まで、大丸札幌店7階ホール(札幌市中央区)にて「原田治展 『かわいい』の発見」が開催されます。
「オサムグッズ」の生みの親
1970年代後半から90年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」の生みの親、イラストレーターの原田治さん。アメリカのコミックやアニメ、ポップアートなどから影響を受けたイラストレーション、とりわけ、簡潔な描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは、その後の日本の「かわいい」文化に多大な影響を与えました。
没後初の巡回展となる同展では、イラストレーターとして活動するきっかけとなった、1970年代「an・an」の仕事をはじめとして、広告・出版・各種グッズなど多分野にわたる作品を中心に、幼少期から20代前半の初期資料や、エッセイ集「ぼくの美術帖」関連資料も交えて展示、時代を超えて愛される原田治の全貌に迫ります。
料金は800円(税込み・当日)。開催時間は10時から20時(最終日は17時)までです。
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