トラヤヌスの市場 (画像はイメージ)
新型コロナウイルス感染症による死者が1000人を超えているイタリア。歴史的建造物が多く、観光地としても人気の首都ローマでは、博物館や美術館が閉鎖されています。
そんな中で、ローマの市営博物館・美術館の公式サイト上で、バーチャルミュージアムが公開され、「面白い」とツイッターで注目を集めています。
自動案内モードも
自宅にいながらも、まるで本当にローマを訪れているような気分が味わえるバーチャルツアーが体験できます。
以下の5つの博物館・美術館が楽しめます。
・Musei Capitolini(カピトリーノ美術館)
(画像は公式サイトより)
・Mercati di Traiano Museo dei Fori Imperiali(トラヤヌスの市場とフォーリ・インペリアーリ博物館)
(画像は公式サイトより)
・Museo dell'Ara Pacis(アラパチス博物館)
(画像は公式サイトより)
・Museo Napoleonico(ナポレオン博物館)
(画像は公式サイトより)
・Musei di Villa Torlonia(ヴィッラ・トルロニア美術館)
(画像は公式サイトより)
マウスやキーボードを使って、床から天井まで360度見渡すことができ、ズームして展示物に寄ったり、実際に観光しているかのように建物内を移動することもできます。
画面の右側にはフロアマップも表示されており、全体が把握しやすくなっています。
表示される言語はイタリア語または英語ですが、使い方はアイコンで説明されているので、言語がわからなくても楽しめます。
操作がよくわからないという人は、「AUTO TOUR」というモードがおすすめ。アイコンをクリックすると、自動でゆっくりと建物内を案内してくれます。オートツアー中も、自分で動かしてズームしたり、一時停止したりできます。
ときおり、展示物に「i」(info)のアイコンがあり、クリックすると説明が表示されます。語学が堪能な人はより楽しめるのではないでしょうか。
この春にローマや観光しようと思っていた人や、興味がある人はぜひバーチャルミュージアムを体験してみて。
なお、サイトの閲覧にはAdobe Flash Player 9以上が必要です。
バーチャルミュージアムの無料体験はこちらから。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。