2019/4/24

洗ったのになぜかクサイ! 「洗濯物のニオイ」家庭でできる対策教えるよ~。

ちゃんと洗っているのになぜか臭う洗濯物。ライオンが小中学生の子どもをもつ30~40代の働く女性600人を対象に、洗濯物のニオイに関する実態調査を行ったところ、ワーママたちのほぼ全員が洗ったのにクサイ洗濯物のニオイに悩んでいることがわかりました。

しかも、ちゃんと洗ったにも関わらず後でニオイが発生していて、あきらめモードに陥りつつあることも......。これって、なんとか解決できないものなのでしょうか。

恐怖の「ゾンビ臭」とは

ライオンでは、洗濯しても再び蘇る「部屋干し臭」「干し忘れ臭」「戻り生乾き臭」の3つの洗濯物のニオイを「ゾンビ臭」と呼び、その原因や対策を提案しています。

「部屋干し臭」「干し忘れ臭」「戻り生乾き臭」のゾンビ臭をかいだ経験があるワーママは97.9%とほぼ全員。46.9%は、「洗濯物から蘇るニオイ」を家族からも指摘されていることがわかりました。

ただ、半数以上が「頑張っても洗濯後の嫌なニオイは発生してしまう」(55.6%)とあきらめモードのよう。

この「ゾンビ臭」の原因や家庭でできる対策方法について、洗濯ハカセとしておなじみ、老舗クリーニング店「白洋社」部長の神崎健輔さんはこうアドバイスします。

神崎健輔さん

そもそも「ゾンビ臭」の原因とは...?

「『ゾンビ臭』の原因は、汚れを含め衣類についた雑菌が温度湿度などの繁殖条件が揃うことで繁殖し雑菌から放たれることが考えられます。洗濯して表面上のニオイは落ちていますが、時間の経過や汗をかく事など、再び菌の繁殖条件が揃うことでニオイが漂い始めます。ニオイそのものは洗濯の際に落ちますが、その原因となる要素を完全に除去する事ができていないのが原因と考えられます」

家庭でのゾンビ臭対策は...?

「洗濯前であれば、洗濯物を長期間ためないことです。洗濯物をため込むと、衣類の汚れが落としづらくなるため、できる限りその日に洗う事を心がけましょう。洗濯中に気をつけたいのは、洗濯機への衣類の詰め込みすぎです。せっかくの洗剤の効果が発揮されづらくなります。洗剤や柔軟剤などの使用の目安を正しく守り、詰め込みすぎない洗濯を心がけてください。また、洗濯物を干すときは、雑菌が繁殖しないようできるだけ早く乾くような工夫を。低い場所より高い場所に干し、ハンガーとハンガーの間隔は、拳ひとつ分か、最低でも指3本分はあけるのがオススメです。空気の通りやすさを意識して干すことで乾燥のスピードを上げることができます」

梅雨時期は、汗をかきやすく、洗濯物も乾きづらくなり、ゾンビ臭のリスクが最も高くなる時期。ライオンでは、「ゾンビ臭」対策として、24時間抗菌で、三大ニオイ悩みを撃破する洗濯用洗剤「トップ クリアリキッド抗菌」を、2019年4月24日から発売。「部屋干し臭」「干し忘れ臭」「戻り生乾き臭」をまとめて解決するそうです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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