2018/3/10

不朽の名作、ミュージカル『メリー・ポピンズ』がついに日本にやってくる!

出雲あきらの演劇Life

パメラ・トラバースの小説をもとに、1964年にウォルト・ディズニーが自らプロデュースして製作された映画『メリー・ポピンズ』は、世界的に大ヒットし、翌年のアカデミー賞でジュリー・アンドリュースの主演女優賞をはじめ5部門を受賞しました。ミュージカル・アニメーション・実写が一体となった画期的な映画で、家族愛などの普遍的なテーマを見事に描き出し、世界中の人々を虜にしました。

そんな世界的な不朽の名作が、『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』など数々のヒットミュージカルを生み出した名プロデューサー、キャメロン・マッキントッシュと、彼が率いる最強のクリエイティブチームの手で2004年にミュージカル化されました。映画が公開されてから40年、世界中のミュージカルファンが待ち望んでいた舞台化でした。ブロードウェイにも進出すると世界10か国以上で次々に上演され、ついに日本人キャストによる上演が実現することになりました。

ファンタジー映画の幕開け。テーマは家族愛。

物語の舞台は1910年のロンドン。チェリー・ツリー・レーンに住むバンクス家の夫妻は子ども達を放りっぱなしで、 一向にナニー(子守)が居つきません。そんなこの家に、メリー・ポピンズが空から舞い降りてきます。 魔法で部屋を片付けたり、カバンから何でも取り出したりという不思議な力をもつメリーと、 煙突掃除屋のバートと過ごす素敵な毎日に子どもたちは大喜び。

ある日、子どもたちは父ジョージが勤める銀行で事件を起こし、ジョージは苦境に立たされてしまいます。しかし、この事件をきっかけにバンクス家の人々は家族の大切さを知り、自分の役目が終わったと感じたメリーは、また空に帰って行くのでした。

息を呑むようなマジカルな演出と圧巻のダンスシーン!

空から舞い降りるメリーは、舞台ではどのように登場するのでしょうか。また、彼女が繰り出す魔法をどのように表現していくのでしょうか。

最先端の技術とアイデアによって、不思議なカバンからは、コート掛け、観葉植物など、なんでも出てきます。壊れたキッチンもあっという間に元通りに。息を呑むようなマジカルな演出と舞台セットに、必ずや魅了されることでしょう。

そして「チム・チム・チェリー」など誰もが一度は耳にしたことがある名曲の数々と共に繰り広げられる迫力のダンスシーンも必見です。

日本のメリー・ポピンズ役には、圧倒的な歌唱力を誇る二人の女優、濱田めぐみと平原綾香がダブルキャストで挑みます。濱田めぐみは、日本で唯一、ディズニーミュージカル3作品(『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダー』)でヒロインを演じてきました。本作でディズニー作品4作目のヒロインとなります。

平原綾香はジュリー・アンドリュース主演の映画『サウンド・オブ・ミュージック』で日本語吹き替えキャストを演じたこともあり、今回の役にも並々ならぬ意欲を持っています。

この春、世界中で愛され続ける不朽の名作、ミュージカル『メリー・ポピンズ』で忘れがたい感動を味わいに劇場に駆けつけませんか。


ミュージカル『メリー・ポピンズ』

プレビュー公演 3月18日(日)~24日(土) 東急シアターオーブ
東京公演 3月25日(日)~5月7日(月) 東急シアターオーブ
大阪公演 5月19日(土)~6月5日(火) 梅田芸術劇場メインホール

出演:濱田めぐみ・平原綾香/大貫勇輔・柿澤勇人/駒田一・山路和弘 他

原作:パメラ・トラバース
オリジナル音楽:リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン
追加歌詞&音楽:ジョージ・スタイルズ、アンソニー・ドリュー
訳詞:高橋亜子
脚本:ジュリアン・フェローズ
翻訳:常田景子
オリジナル演出:リチャード・エア
共同演出/オリジナル振付:マシュー・ボーン

作品の詳細は公式サイトで。

出雲 あきら 出雲 あきら(いずも・あきら)

演劇評論家。ラジオや雑誌等で多くの演劇コーナーを担当。トニー賞授賞式に21回出席している唯一の日本人。広告会社電通に勤務する会社員でもある。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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