カップルのSNS投稿 現役JKが内心「いたたた...」と感じてるのは
「付き合って1年になりました」(男女の2ショット)――。
SNSを眺めていると、ふと目に入る恋人とのラブラブな投稿。こうしたSNS投稿について、小学生のころからスマホが身近にあった「スマホネイティブ」である"現役女子高生"はどう感じているのでしょうか?
テスティーが女子高生1000人に調査したところ、意外な結果が出ました。
写真、動画よりも不快なのは...
調査では、女子高生に「不快に感じたSNS上でのカップルの投稿を教えて下さい」と質問。その結果、次のような結果に。
1位 カップル共同アカウント(49.9%) 2位 カップル動画(34.0%) 3位 カップル写真(28.1%)
高校生といえばロマンチックな恋愛に憧れる年代でもありますが、やはり2ショット写真や動画は不快に感じることも多く、過度なラブラブアピールには反感を抱いているようです。
そんな写真や動画を抜いて約半数の女子高生が不快と回答したのが「カップル共同アカウント」。「カップル共同アカウント」とは、ツイッターやインスタグラムなどのID・パスワードをパートナーと共用し、2人で運用するSNSアカウントのことを指します。多くの場合、2人のデートの様子を投稿したり、記念日を報告したり、お互いへの想いをつぶやいたり......と、2人の「歩み」を一緒に記録するために使われています。
2人にとっては共同制作する「公開アルバム」のような存在ですが、今回のアンケート結果から、周囲からは「不快」と思われている場合も少なくないようです。
ツイッターを検索してみても、
「なんかカップル共同垢とかみてて痛々しいごめんなさい」
「性格ひん曲がってるのでインスタでカップル垢が視界に入ったら即ブロしてます。友人のカップル垢も然り」
「流行りのカップル共同垢作るのが私には理解出来ない。ラブラブを自慢したいのか分かんないが必要性ない」
などと「カップル共同アカウント」に否定的な声が多数寄せられていました。中には友達でも「ブロック」するという声もあり、その不快感の強さがうかがえます。
一方、不快ではないけれど「自分は絶対にやりたくない」という人も多くいて、そういった人からは「別れたときのことを考えたら...」と将来を案ずる声があがっていました。
さらに調査では、不快な投稿として、
「付き合って1ヶ月、2ヶ月と毎月ツイートすること」 「無駄にイチャつきを見せびらかしたいがためにリプライのやり取り」( 「SNSにあげられているカップルのキス写真」
といったものも挙げられていました。
意外にも、彼との日々がどんなに幸せでも「幸せのおすそわけ」は、遠慮がちにしておいて欲しいと考えている女子高生が多いよう。いろいろなことをSNSで報告する「SNSネイティブ世代」だからこそ、女子高生も投稿内容にはセンシティブになっているのかもしれませんね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。