2017/9/11

事務機器感ゼロ! 半年で2万台売れたラベルライター、スタイリッシュでずるい

日本は空前の収納ブーム。無印良品やニトリ、100円ショップで揃えた白いケースをびっしり並べたミニマリスティックな画像がSNSに多数投稿されています。

そして、スッキリ部屋の住人たちの必携アイテムといえば、ラベルライターです。これでケースの中に何が入っているのか、一目瞭然。探す時間が短縮できて便利ですよね。

その中でも最近では、ブラザーの「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ)」が人気を集めています。

スマホ連動、本体はアイコンそっくり

ラベルライターといえばキングジムの「テプラ」が有名ですが、ピータッチキューブは本体に文字を入力するためのキーボードがありません。文字入力はスマホの専用アプリから行い、bluetoothで転送します。

本体は電池式でコードレス、カセットテープをセットしてプリントするだけの真っ白な四角い箱です。そういえば、スマホのホーム画面にあるアイコンに似ています。

本体のスタイリッシュさに加え、ラベルデザインのバリエーションが豊富なのも魅力。これが見た目にこだわる女性の心を鷲づかみして、2016年10月の発売から半年で、メーカーの目標年間販売数2万台を超えました。インスタグラムでは、

「電気屋さんで一目惚れして買った」
「誕生日プレゼントに買ってもらいました」

といった投稿が相次いでいます。これまで「事務機器」のイメージが強かったラベルライターがギフトになるなんて驚きです。

インスタグラムなどを覗いてみると、収納ボックスやファイルの背表紙にラベルを貼り付けた画像はもちろん、部屋の電源スイッチやパーティーフードのパッキングに使ったりと、なんだか楽しそう。中には、

「ピータッチをとにかく使いたい病(笑)」

と、ラベルを貼る場所を探す人もいるほどです。

単4電池が6本も必要、別売りの専用テープを購入しなければならないなど、モノが逆に増えてしまう気もしますが、収納下手にとっては部屋の片付けモチベーションをぐっとあげてくれるのでは、と期待せずにいられません。公式サイトによると、通常価格は6480円。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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