「若冲と京の美術 細見コレクションの精華」
2017年9月16日から11月12日まで、熊本県立美術館本館2階展示室(熊本市中央区二の丸2番)にて「若冲と京の美術 細見コレクションの精華」が開催されます。
日本美術の分野や時代を網羅する優品の数々
京都市・岡崎に位置する細見美術館は、大阪の実業家・故細見良氏(初代古香庵 1901-79)にはじまる細見家三代のコレクションをもとに、1998年に開館しました。収蔵作品は、仏教・神道美術から茶道具、蒔絵調度、古典文学を題材にした物語絵、京都の情景を描いた近世初期風俗画、そして琳派や伊藤若冲を中心とする江戸時代の絵画など、日本美術の分野・時代を網羅する優品の数々からなります。中でも伊藤若冲のコレクションは、質量ともに大変優れたものとして広く知られています。
この展覧会では、若冲や琳派の絵画作品、風俗画、物語絵、蒔絵調度、茶道具などの細見コレクションの優品が一堂に展示されます。熊本ではほとんど展示されたことのない若冲をはじめ、雅な作品の数々を楽しむことができます。
料金は1000円。開催時間は9時30分から17時15分まで。休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)。また、10月22日までを前期、24日以降を後期として展示が替わります。
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