夏でも使い倒せ! 万能オイル「馬油」のフル活用法
冬に買ってほったらかしはもったいない(画像はAmazonより)
全身に使える保湿オイル「馬油」。昔ながらの信頼感とさまざまな用途で支持を集めていますが、こってりとしているので「使うのは冬」というイメージが強く、「夏になるとついついほったらかし」という人も多いのでは?
そんな馬油ですが、意外にも夏も活躍の場が少なくありません。ということで、今回は夏だからこそ試したい活用法を紹介します。
ガッサガサのかかとに応急措置
馬油は、その名のとおり、馬からとった動物性のオイル。ヒトの皮脂に似た性質を持っているため馴染みがよく、昔から顔のスキンケアや全身の保湿ケアに使うものとして人気を集めています。
ただ、その高い保湿力から「ベタつく」というイメージが強く、冬用のアイテムと思い込んでいる人も多いよう。ですが、夏にぴったりな活用法もあります。ちなみにバーム状の馬油は、夏の高気温で液体化してしまうので冷蔵庫に入れて保管しましょう。
まず、おすすめしたいのがフットケアに活用する方法。サンダルなど素足で出かける機会も多い夏ですが、いざ素足をチェックしてみると意外にもかかとが"ガッサガサ"で困った...という苦い経験がある人も多いのでは?
そんなシーンで活躍するのが「馬油」です。夜、カサつくかかとにしっかりすり込んで靴下を履いて寝るだけで、翌朝にはサンダルを履いても恥ずかしくないツルツルかかとに。保湿力が高いので、すぐに効果を感じられるのが嬉しい点です。本当は普段からケアするのがベストですが、すっかり忘れていたという人はサンダルを履く前夜の応急措置として使ってみて。
「馬油」は爪の保湿にも役立ちます。足爪の表面や甘皮部分に塗っておけば足先までケアの行き届いた状態で素足に自信が持てそう。足先がきれいだと、ペディキュアもより魅力的に見えるので、夏こそ試してみて。
もちろんスキンケアにも使えます。夏に特におすすめしたいのが「馬油洗顔」。夏は寝ている間に出た皮脂で顔がベタついてしまうことが多く、朝の洗顔に力が入りがちという人も少なくないはず。そんな人は、洗顔フォームを使う前に馬油で皮脂をクレンジングしてみましょう。
朝の洗顔の前に馬油を手にとり、しっかりあたためてから顔全体にのせます。皮脂が出やすいTゾーンを中心に指でクルクルとクレンジング。そのあと、いつもと同じように洗顔フォームを泡立て、馬油を洗い流します。泡洗顔の前に馬油でのクレンジングを挟むことで、皮脂はすっきり落ちつつ、肌の乾燥が防げます。朝の洗顔で肌から油分を取り除きすぎると、乾燥を感じた肌が過剰に皮脂を分泌し、メイク崩れにつながることともあるので、メイク崩れが気になる夏に試してみたいスキンケア法です。
1年中、活躍してくれる「馬油」。冬に買ったけど、夏は棚や冷蔵庫で眠っているという人は、今回紹介した方法で夏もフル活用してみて。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。