人気女優の広瀬すずさんが本人役で登場する、大塚製薬の食物繊維飲料「ファイブミニ」の新テレビCMが2017年5月20日から全国で放映されます。
CM監督を務めたのは、2015年に公開された大ヒット映画「海街diary」の是枝裕和監督。広瀬さんは同映画に4姉妹役の四女として出演しており、海街以来のタッグが実現しました。
是枝監督も「いい横顔がとれたと思います」
新CM「恋よりセンイ。」編では、この春に実生活でも高校を卒業し、女優業にまい進している広瀬さんの等身大の姿が描かれています。
60秒バージョンでは、広瀬さんが自宅に帰ってくるところからスタート。故郷の友人と電話で話しながら、地元の卒業式の様子を聞きます。会話しながら、ふと鏡を見ると、そこには化粧をした大人びた自分の顔。仕事を一生懸命に頑張りながらも、地元の友達と自分とのギャップに葛藤を感じる姿が印象的です。
夕方、すっぴんになって「素」の自分に戻った広瀬さんは自宅の屋上へ。ライトアップされた東京タワーを見ながら、大きく息をつき、今の自分と向き合い、前を向こうとするのでした。
この夕方のシーンは、東京タワーが点灯する日没のわずかな「マジックアワー」を狙って撮影されたそう。是枝監督が「いい横顔がとれたと思います」と話しているとおり、このシーンの横顔の美しさは、映画の一コマのような、記憶に残るビジュアルです。
「役になりきるのではなく、"広瀬すず"として演じてもらいたいと監督から言われていました。それが今までにない感覚で、自分がそのままCMにでているというのが、恥ずかしいというか、でもすごく面白い体験でした」
と語る広瀬さんの繊細な表情に注目です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。