Kyash
こちらも2017年4月から開始した新しいサービスです。開始時点ではiOS版のみのため、対象者はpaymoより絞られます。
Kyashアプリをダウンロードし、簡単な登録をすると、Visaのカード番号が突然作成されます。あっという間にVisaカードが作成されますが、このままだと決済には使えません。
次に、クレジットカードを登録しましょう。「カードを追加」ボタンをタップして、クレジットカードを登録します。ただし、KyashもVisaかMastercardのみとなり、JCBやAmerican Expressなどは対象外。
それでは送金してみます。「+ボタン」をタップし、送金をタップ。ユーザーを選択しますが、今回はLINEでURLを送ってみましょう。送る金額を入力して、○○ボタンをタップ。確認画面でバーを上にスライドすると、送金が完了します。こちらも登録したクレジットカードから支払われるためクレジットカードのポイントを獲得可能です。
受け取った人(幹事)がLINEで送られてきたURLをクリックすると、Kyashユーザーの場合はKyashアプリが立ち上がり、Kyashをインストールしていない場合は、アプリのダウンロード画面に移動します。
Kyashを受取るとKyash残高として反映します。受け取ったお金はpaymoと違い、銀行への出金はできません。
出金できない代わりに、最初に表示されたVisaカードとして利用できるようになるということです。表示されているVisaカード番号を楽天市場やAmazon.co.jpなどのオンラインで利用することが可能です。
将来は、割り勘だけでなく、お年玉などもアプリ経由で送ることになるかもしれませんよ。これらのアプリは送るだけでなく、請求も可能。親戚のお子さんから請求URLが届くかもしれません。
菊地崇仁
ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。