転職を考える前に! 職場の人間関係に困ったときの対処法7つ
職場は戦場よ
働く女性にとって、職場の人間関係はとても重要です。ある調査によると、職場の人間関係に悩んだ経験のある女性は8割超もいました。人間関係が原因で「転職を考えたことがある」と回答した人は半数近く、それとは別に「実際に転職した」という人が3割もいます。
精神的にどうしてもキツイ場合は、転職という手がありますが、他に解決できる方法はないでしょうか? 4月はニューフェイスもやってきて、職場の雰囲気をガラッと変える年に一度のチャンスです。調査で集まった困った人間関係の対処法をいくつかご紹介します。
身に覚えのある行動ありますか?
1.「無になる」(26歳/一般事務)
一番多かった対処法です。「見ない」「極力期待しない」「スルーする」など、この手の回答をする人は、言葉数が少ないのが特徴。でもね、悲しいかな、根本的な解決にはならないんですよね。あとは、仕事に支障が出ないように祈るばかりです。
2.「Excelに愚痴を書き込む」(30歳/テクニカルサポート)
これに似たもので、「トイレで泣く」という回答もありました。どちらも他人を巻き込まないストレス発散法ではありますが、やはり解決にはなりません。
3.「あえて自分の困っている話や不幸な話をして、相手に同情してもらい、あなたより下ですということをアピールする」(30歳/一般事務)
攻撃するほどの相手ではないことをわかってもらう、大事ですね。年齢やキャリアが明らかに相手より下なのに、それでも攻撃される場合は、もしかしてあなたの「女子力の高さ」が気に入らないのかも。そんな時は、ガーリィな服装をモノトーンに変えたり、メイクを地味にしてみるのも手ですね。
4.「よく話を聞いて理解しようと努力はする。陰口は一番嫌いなので、結局はっきり本人に思っていることを言ってしまう」(38歳/その他専門職)
男前! 面と向かって、「私たちの関係って良くないですよね」「私の何が悪いのでしょう?」と聞いてしまうなんて、すごい勇気です。でも気持ちがヒートアップしすぎると、関係改善という目標を見失って、ただのケンカになるのでご用心。
5.「別の先輩ならばどのように対応するか相談する」(30歳/営業アシスタント)
一人で解決しようとしても考えは凝り固まりがち。頼れる第三者の存在はありがたいですね。ストレスを発散させるだけの"グチ大会"にならないように、相談する相手はよく選びましょう。
6.「なるべく関わらないようにしていたが、仕事に支障が出るほどだったので異動させてもらった」(26歳/サービス・販売)
第三者を上司や人事部にしたケースですね。社員のパフォーマンスが落ちるのは、企業にとってもマイナスです。客観的に見ても納得させられる判断材料が揃っていれば、異動の希望は通りそう。とはいえ、今までのキャリアが生かせなくなるのは、ちょっと残念です。
編集部が「これはいい!」と膝を打ったアイデアは、こちらでした。
7.「身近な人だけでなく、他部署の人にも一言声掛けするように習慣付けた。浅くても、広く知り合いがいるな、と思わせるのが会社では強みになると思う」(36歳/一般事務)
「私の後ろにはこんなに味方がいるのよ」と数で威圧する方法です。「威圧」とは聞こえが良くありませんが、社内の顔の広さは、仕事にも役立ちそう。ランチや飲み会で交流を深めれば、関係をよくするアイデアをもらったり、自分を変えるきっかけが見つかるかもしれません。
もしかしたら一生ものの友達できるかも
記事は、転職情報サイト「女の転職@type」が2016年9月に20~30代の女性会員322人を対象に実施したアンケート結果を参考に作成しました。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。