有名メーカーがひた隠しに? 店には並ばない秘密の「月イチ食パン」3選
春が近づくとパンが食べたくなるのは、白いお皿がもらえる「パン祭り」のせい? ヤマザキのホームページを見ていると、要予約の最高級食パンがあるではないですか! 調べてみると、いくつかの有名メーカーには、月に1、2回しか焼かない知られざるプレミアム食パンの存在がありました。
3つまとめてご紹介しちゃいます。
どれも1斤あたり500円超 特別な朝に食べたい
◆全国のデイリーで受け取る ヤマザキ「ゴールドソフト」
朝から幸せな気分になれそう(画像は公式サイトから)
厳選した上級小麦粉を使用し、バター、卵、生クリームを贅沢に使用した、きめの細かさが特徴のヤマザキの最高級品。販売当初は月イチでしたが、人気が高まったのか、月2回の販売に切り替わりました。
4日前までに「Daily365.net」というサイトで予約注文すると、デイリーヤマザキ、ヤマザキデイリーストアー、ニューヤマザキデイリーストアの指定店舗で、第2・4金曜日に受け取れます。ケーキ箱のような取っ手付きの箱に入れて渡されるのも、気分がアップするポイント。3斤1620円。
◆夢のオール北海道で作られた パスコ「北海道食パン」
購入はお早めに(画像は公式サイトから)
北海道産の小麦「ゆめちから」と「きたほなみ」をブレンドした月イチのオンライン限定食パンです。塩はオホーツク海産、砂糖はビート、バターもクリームももちろん北海道生まれです。酵母だって、北海道の「エゾヤマザクラ」のさくらんぼから生まれたものを使用しています。100本限定で毎月上旬には完売しているようです。2斤1029円。送料無料。希望すれば取っ手付きのギフトボックスで届きます。
ちなみに、パスコでは「ゆめちから」とパン用米「ゆめふわり」を使用した米粉入り食パンも同様にオンライン限定で月イチ販売していましたが、2017年3月9日発送分で終了します。2月17日現在は、まだ注文可能です。2斤1188円。
◆卵を産む親鶏にまでこだわった 木村屋総本店「限定 木村安兵衛」
高級感がすごい(画像は公式サイトから)
銀座のパン屋さんとして有名な木村屋は、月に一度だけ特別な食パンを焼いてオンライン限定で販売しています。初代の名前を冠した自信作は、酒種酵母で発酵させたもの。
原料表示をみると、びっくりします。砂糖は、阿波の和三盆と北海道のビートでできたグラニュー糖、塩は伊豆大島の天日塩、卵黄は生後420日までの若鶏が生んだもの、生クリームは北海道十勝産の産地限定品、水は富士山麓の天然銘水を使用するこだわりよう。
蓋つきの化粧箱に入った食パンには、威風堂々「安兵衛」の焼印が。毎月5日までに注文すると、12日には貴族気分が味わえます。3斤3240円。地域によりますが、送料が620円~かかります。
食パンといえば、1斤あたり100円程度で手に入る日常食です。ところが、本記事で紹介した3つの食パンは、500円以上もします。あまりの高さにドキドキしますが、手間や原料にこだわるあまり、おそらくコスト度外視で作っているはず。オンライン限定で、こっそり売っているのがその証拠です。
パン好きなら、食べてみない手はありません。誰でも知っているメーカーの安心感に、特別感が加わるので、おもたせにもぴったりですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。