「風邪流行ってますよね~」「お腹にくるヤツらしいですよ」「いやいや咳が止まらないってのが今流行っているらしいです」というような会話を、1年中交わしていませんか。風邪は冬の病気ということだったのが、なんでだろうなあといろいろ考えてみたけれど、やっぱり答えは空調環境だと思うんです。
四季を通じてずっと同じ温度、湿度で過ごしているから、人間の体温調節能力が下がったなんて話はずいぶん昔からされてきましたが、さらにプラスして空調機器のメンテナンス不足や古さっていうのが要因になっている気がしてなりません。
たとえば、ある会社では暖房を入れるとものすごく暑くなってしまうんです。それも熱気ある議論が交わされる会議室なので、空気がこもりがち。だんだん頭がクラクラしてきます。当然、会議は出席者が思考停止になってしまって長引くという悪循環。
冷房もダメで、冬に18度設定にしても寒くならず、送風にするとますます温度が上昇する。男性陣はたいてい半袖で会議に挑んでいますが、それでも汗が滲み出てくる人がいるほどです。
暑すぎる、寒すぎるの繰り返しで体調ボロボロ
そう、言いたいことはひとつ。風邪のシーズンレス化は空調設備の不備にあり。寒い、暑い、寒いを繰り返し、新鮮な空気ではない環境に長時間いることで体調不良になるんじゃないかしらん。ならばとコートは厚手のものにして中身の洋服は薄着にして、マスクを絶えずして対応する。これをやっても意外とコロっと風邪に足元すくわれる人は多いから、困ったものです。後はもう、健康に心がけて免疫力をあげることしかないかもしれません。自己負担で頑張るしかないようです。
モジョっこ
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。