北欧と一口に言ってもいろいろ
ムーミン、レゴ、かもめ食堂、イケア、マリメッコ、リサ・ラーソン、バング&オルフセン、H&M......これらに共通することは? ブームと言われて久しい、もはや日本に定着した感のある「北欧」からやってきたブランドやショップ、題材にした作品です。では、それぞれが具体的にどこの国のものかわかりますか?
まるっとまとめて「おしゃれ」「かわいい」の代名詞
そもそも北欧とは、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、バルト三国、ブリテン諸島、アイスランドを表します。日本でお買い物をしていると、特に、スウェーデン、フィンランド、デンマークの三国からやってきた商品が目立ちますね。
他の国々に比べてユニークなのは、3国が一緒に紹介される場面が多いことです。「デンマークフェア」「フィンランド特集」のような個別での取り上げ方はあまり馴染みがありません。おかげで、3国の違いを特に意識することなく、「おしゃれ」「かわいい」の代名詞として脳にインプットしている節があります。
記者は、スウェーデンから観光でやってきた20代青年に、ずっと日本におけるムーミン人気、中でもスナフキン人気について熱く語ったことがありますが、そこはイケアにすべきだったと後悔。日本人が海外に行って、「カンフーはできる?」「パンダいいよね!」と言われて苦笑いするようなものですね。ごめんなさい。
とはいえ、北欧ブームも10年以上続きます。日本人の中でも微妙にイメージの差はあるみたいですよ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。