2016/11/ 8

ボジョレー・ヌーボーが日本から減っている意外な理由

2016年は飲みますか? (写真はイメージ)

ことしもボジョレー・ヌーボー解禁の日が近づいて来ました。2016年は11月17日です。店先にボトルが並ぶと、ああ冬が始まったな...と感じます。あなたはことし、フランスからやって来た新酒ワインを飲みますか?

2004年を境に輸入量は減少

アサヒが10月にインターネットで行なった調査によると、今年もボジョレー・ヌーボーを「必ず飲む」「飲みたい」と回答した人は、45.5%となりました。

「毎年、家族と味の意見を言いながら楽しく飲んでいる」(50代女性)
「クリスマスや正月に飲むワインは、ボージョレにしている」(70代男性)

など、根強いファンがいるようです。

ところが実は、ボジョレー・ヌーボーの輸入量は2004年を境に減っています。昨年の輸入量はピーク時の45%減だったとか。

ワインの人気がなくなった? いえ、その逆です。ボジョレー輸入量の減少の大きな理由は、ワインが日常的に飲まれるようになったからでしょう。

ワインは、「新酒が出たぞ!」とお祭り気分で年に1度だけ飲む"特別なお酒"ではなく、月に数回、テーブルに登場する"いつものお酒"なのです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]普段着のお酒になったワケ
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