投開票は11月8日
ソーシャルネットワークアプリの「Tinder」が、米大統領選に向けて世界で行った「Swipe the Vote Poll」(スワイプで投票)キャンペーンの最新結果が、2016年11月2日(日本時間)発表されました。
対象国は、アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、フランス、ドイツ、インド、日本、韓国、メキシコ、ロシア、スペイン、イギリスの16か国。
インドの女性の96%もクリントン氏を支持
キャンペーンは、今回の選挙で議論されている重要な課題について右か左にスワイプ(支持は右、不支持は左へスワイプ)し、両候補のどちらの政策を支持するか投票するというもの。
合衆国内とグローバルに分け、税金、移民、銃規制、オバマケア(医療保険制度改革)などの課題についてどちらの候補を支持するかを調べています。
米国では58%がクリントン氏、42%がトランプ氏を支持。
米国の男性の半分以上(53%)は銃規制に反対、女性の3分の2は銃規制を更に厳しくしてほしいと希望しています。
65%はアメリカの上位1%の富裕層に対する増税を希望、56%の人が大学の学費は無料であるべきだと考えていることもわかりました。
グローバル版ではその差はもっと顕著です。
グローバルユーザーの80%がヒラリー氏の考え方を支持、トランプ氏支持はわずか20%でした。
1番多かったのはメキシコ。クリントン氏の支持は93%。インドの女性の96%もクリントン氏を支持しています。
ただし、ロシアでは真逆の結果が。ユーザーの76%は課題に関してはクリントン氏と結びつくものの、71%はトランプ氏を選ぶと回答。ユーザーの多数がトランプ氏に投票すると答えた国はロシアのみでした。
まれにみる接戦となっている2016年アメリカ合衆国大統領選挙。民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官か、共和党候補ドナルド・トランプ氏か?
投開票は11月8日です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。