左、イェソン 右、佐々木希
韓国の人気男性アイドル・グループ「SUPER JUNIOR」のイェソン、佐々木希共演で沖縄を舞台にしたロマンチックコメディー映画「いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」の完成披露舞台挨拶がこのほど東京都内であり、イェソン、佐々木、朝原雄三監督が舞台あいさつした。
韓国語のニュアンスは難しかった(佐々木希)
沖縄出張中に突然職を失ってしまった韓国人青年ヨンウン(イェソン)。韓国語をマスターしなければ旅行会社をクビになってしまうシングルマザーのさくら(佐々木希)。語学学校で出会った二人が、アクシデントを乗り越え、恋に落ちていく。
イェソン
ミュージカルなどでも活躍するイェソンは映画初主演。初めて日本語での演技に挑戦し、自ら書き下ろした主題歌も歌っている。客席から登場したイェソンと佐々木は歓声に迎えられ舞台へ上がり、笑顔であいさつすると、観客から大きな声援が飛んだ。
佐々木希
佐々木は「一番の挑戦は韓国語。ニュアンスが難しかった。準備もしたけれど、現場に一番の先生がいたので心強かった。ありがとうございました」とイェソンに感謝の言葉を述べた。
日本で活動し、日本語の勉強を続けているイェソンは「佐々木さんは韓国語への関心が高い。もっと勉強して韓国映画やドラマに出演してほしい」と答えた。佐々木は「その時はまた先生をお願いします。共演を楽しみにしています」と話すと、イェソンは「はい」と日本語で即答。会場をわかせていた。
書き下ろしの主題歌「雨のち晴れの空の色」について、イェソンは「(兵役で)活動しなかった2年間、ファンとの約束を守るために作った。悲しい曲だったけれど、映画の雰囲気に合わせてアレンジし直した。映画のように心が温かくなる曲」と語った。
(C)2016「いきなり先生」製作委員会
同作はハワイ国際映画祭、オーストラリア日本映画祭への出品が決まっている。「日本以外の人にも笑って泣いて、元気になってほしい」と佐々木。イェソンは「沖縄で約1か月の撮影の間、見知らぬ場所で韓国人は僕一人だった。でも不安を感じることなく、幸せに温かい気持ちで過ごせた。朝原監督、佐々木さん、すべてのスタッフに感謝の気持ちを伝えたい」と締めくくった。
「いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」(2016年、日本)
監督:朝原雄三
出演:イェソン、佐々木希、佐藤正宏、ふせえり、武野功雄
2016年11月3日(木・祝)、全国公開。作品の詳細は公式サイトで。
記事提供:映画の森
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。