アレはアレで、コレとは違う。あるテレビのワイドショーで、芸人さんが自分たちの発言をいじられていた。アレとはラジオのことで、コレとはテレビ。ラジオは密室な感じだし深夜だったので自由に喋っていたけど、テレビのお昼のワイドショーでは喋れないよと芸人さんは弁明していた。
ほんと、そうだよな。ラジオは昔から解放区で自由に喋ることができる雰囲気があって、本音に近い部分や毒気を出しやすいし、リスナーもそれを望んでいる。最近でいうと、国民的人気アイドルグループの解散話だ。メンバーがその話題を口にしたのはラジオ番組だった。
あの女性タレントも・・・レギュラー復帰したたか戦略
もう一つはレギュラー番組の復帰にラジオ番組を選んだ女性タレント。彼女がラジオの生放送でどんなことを喋ったのか、他のメディアは後追いで紹介する形となった。
このラジオを使った戦略を流石だなあと個人的には思う。ラジオってコアなファンがついてくれるからだ。長年、応援してくれている人たち、自分の話にちゃんと耳を傾けてくれる人が、そこにはいる。この安心感と自信は大きな力になる。これがテレビだと、ファンではない人に揚げ足を取られて、批判コメントがネットに溢れることになりかねない。
後輩芸人が先輩芸人をヨイショするときもラジオは便利らしい。「先輩、こないだのラジオ面白かったっすねえ」と褒める。お、わざわざオレの番組を聞いてくれているんだと嬉しくなる。外面を気にするテレビ番組よりも、ラジオ番組でのトークの鋭さ、面白さを褒められたほうが心にグっとくるそうだ。なるほどね。
モジョっこ
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