しかし、1956年にハリウッドに復帰するや、「追想」(56)で2度目のオスカーを獲得。たちまちトップスターに返り咲く。その後も順調にキャリアを重ね、晩年は母国の巨匠イングマル・ベルイマン監督の「秋のソナタ」(78)で大女優の貫禄と輝きを見せた
(c)Mantaray Film AB. All rights reserved. Photo: The Harry Ransom Center, Austin
「教師、看護師、ピアニスト、アーティスト、宣教師......。50年以上にわたるキャリアを通して、バーグマンは多様なキャラクターを演じ、女性の生き方の模範を示しました。さまざまな意味でフェミニストの象徴的存在でした」
男性の人生に付き従うのではなく、自らの意思で人生を切り開く――。スクリーンの中でも、実人生においても、バーグマンは女性の模範であり、憧れであり続けた。
そんなバーグマンの魅力を余すところなくとらえたドキュメンタリー「イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優」。女性の自立と活躍が強く求められる今こそ見ておきたい、先駆的女性の貴重な記録だ。
「イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優」(2015年、スウェーデン) 監督:スティーグ・ビョークマン 出演:イザベラ・ロッセリーニ、イングリッド・ロッセリーニ、ロベルト・ロッセリーニ、ピア・リンドストローム、リヴ・ウルマン、シガニー・ウィーバー 渋谷Bunkamuraル・シネマほかで公開中。作品の詳細は公式サイトで。
記事提供:映画の森
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
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