これだけは知っておきたい!顔の万能ツボ
ではそれぞれの不調が分かった場合、どのツボで改善していけばよいでしょうか? 毎日押せるツボをお伝えしていきますね。
1 心のツボ:「神門(しんもん)」:手首のしわの小指側、押して響くところ→心の不安定を改善して、ストレスや動機を沈めていくツボ
2 脾(胃)のツボ:「足三里(あしさんり)」:ふくらはぎの前の大きな骨を上までさすっていってひざ下で止まったところの外側際、押して響くところ、→胃腸不調の改善や粘膜に効くツボ、胃痛や胸やけ、鼻炎などに効果的
3 肺のツボ:「太淵(たいえん)」:手首のしわの親指側の端、押して響くところ→肺を元気にして機能を高めるツボ
4 肝のツボ:「太衝(たいしょう)」:足の甲、親指と人差し指の間のくぼみ、押して響くところ→於血や生理痛、目の下のクマ、自律神経のバランスを取り、リラックスするツボ
5 腎のツボ:「太渓(たいけい)」:内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみで押して響くところ→腎臓の機能の働きを高める、疲労感、疲れ、むくみ、足の疲れ、代謝アップに効くツボ
そして、これだけは知っておきたい「お顔の万能ツボ」がこれ!
合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の間、人差し指側の骨の真ん中くぼみで押して響くところ→万能ツボともいわれ、特にお顔の不調に効果があります。お顔の血流よくして血色よくし、くすみクマを改善、歯痛、目の疲れ、肩こりなどにも効果的!
まずは自分自身のお顔やお体に目を向けて、日々の体調を感じてみてください。そこから自分がどの状態にあるかなどがわかり、それに対しての自分に合ったツボを発見できると思います。
年齢を重ねると少しの体調の変化を見つけることが、とても大事になってきます。
それがゆくゆくの年齢を感じさせないお体やお顔つくりにつながっていくので、5年後10年後のご自身のためにも、是非にこのツボをアンチエイジングに活用してみてくださいね。
美月綾乃
鍼灸師、美容鍼灸師。会社員時代に体調を崩したことをきっかけに、東洋医学を学び鍼灸師になる。 2万人の施術経験から、2011年三軒茶屋に「アムラス鍼灸」を開業。2013、2014年、2015年とisotベストサロン大賞受賞。美容鍼、産後骨盤矯正、マタニティ鍼灸、子宮メンテナンス、かっさマッサージなどオーダーメイドメンテナンスが好評。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。