2016/3/15

もしもぬいぐるみがしゃべり出したら...? テッドもビックリ!夢の道具が開発された

ボタンは安全ピンでつけるのでぬいぐるみでなくてもOK!

小さいころ、(もしかしたら今も)大事にしていたぬいぐるみや人形が話せたらなあ、と夢見たことはありませんか? しゃべるクマのぬいぐるみの映画「TED」を観て憧れたことありませんか? もしかしたら近い将来、その夢叶うかも......。

博報堂のプロダクト・イノベーション・チーム「monom(モノム)」は、次世代玩具として、すべてのぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型おしゃべりスピーカーPechat(ペチャット)を開発しました。お気に入りのぬいぐるみに取り付け、専用のスマホアプリを操作すると、まるでぬいぐるみがおしゃべりをしているような感覚になれる"ミライ道具"です。

サプライズはほどほどに

「子供のおもちゃでしょ?」とあなどってはいけません。こんな機能がそろっています。

スマホに吹き込んだ声をかわいい声に変換する(Voice Chat)、文字で打ち込んだテキストを高品質音声合成エンジンが読み上げる(Text Chat)、そして、あらかじめ録音したセリフや歌、物語などを選んで再生する(Tap Chat)、何より、話す声に反応して自動であいづち(Auto Chat)もできます。

つまり、ぬいぐるみを通して子どもと内緒話をしたり、一緒に歌を歌ったり、お昼寝に誘ったり、物語を聞かせたりも自由自在。使い方はあなた次第というわけです。

もともとは育児を楽しくするツールとして開発されましたが、恋人同士のコミュニケーションにも使えそうですね(たとえば喧嘩の仲直りとか?)。起きる時間やお出かけの時間を教えてくれるアラーム機能もあるので、自分の日常をぬいぐるみのセリフで楽しく彩りたい人にもオススメできそう。

サプライズシーンにもいいかも。なんてったって、急に目の前のぬいぐるみが自分にしゃべりかけてくるんですから! 知らなかったら、腰を抜かすほどびっくりすること間違いナシです。

注意してほしいのは、どんなに怒っていても、大人相手の悪ふざけでも、怖いセリフなんか言わせないこと。プーさんがチャッキーに変身しちゃったら、夢を壊すどころではありません。大人でもトラウマになっちゃいますから。大人が使うのだったら、TEDくらいの下ネタはいいかも知れませんが......。

Pechatの商品化・販売は残念ながら未定ですが、ぬいぐるみと話せる日、あるいはぬいぐるみのキャラに自分がなりきる日、そう遠くはなさそうな予感がします。

2016年3月14日よりPechatのプロジェクトサイトが公開中。詳細やコンセプトムービーなども見られます。

このボタンが夢の"ミライ道具"だ!

「ただいまを言う相手がいない」人にも◎

4つの方法で、ぬいぐるみをしゃべらせることができます

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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