わざわざ食べに行きたいお出かけスイーツvol.5 3月14日は美味しいパイ菓子を買いに出かけよう【自由が丘】
知っていましたか? ホワイトデーの3月14日は、実は「パイの日」なのです。3.14の円周率"π"に掛けた記念日ですね。というわけで、この日ばかりは美味しはパイのお菓子を食べに出かけなければ!!
今回紹介するのは、毎日工房で焼き上げる、新鮮で香ばしい完全手づくりのパイ菓子専門店「oriori」(自由が丘)さんです。
昨年自由が丘にオープンしたお店です。オーナーの小河原英二さんはポテトチップスやかっぱえびせんでお馴染みのカルビーのブランドマネジャーを務め、お菓子の魅力を知り尽くした方。パイづくりを務めるのは、オーナーの奥さんでもある小河原明子さん。下町の手づくりアップルパイで有名なお店で生地製造に従事しながら、独自にパイ生地の研究を重ね、5年の月日をかけ理想のパイ菓子を完成させました。夫唱婦随、ご夫婦の情熱が織り込まれ重なり合ったパイ菓子が「oriori」なのです!
今までありそうでなかったパイ菓子
毎日店舗内の工房でつくられるパイ菓子は、ミルフィーユやアップルパイではなく、生地そのものの美味しさを楽しむ焼き菓子パイ。あえて「パイ生地」を主役にし、素材本来の味わいとパリパリっとした食感を追求しています。
数十種の小麦粉の配合を試し、焼き上げると膨らむパイ生地を敢えて膨らまないように、生地の寝かせ方、織り方を工夫し、層の密度濃くしながらも軽やかな食感と口どけのパイが完成しました。独自ブレンドした砂糖をキャラリゼして焼き上げ表面は香ばしくたカリッと、中の層はパリパリとエアリーでバターが薫り軽やかな食感。さらに口の中でスッと消えていく滑らかな口溶けに驚かされます。小麦粉とバターの味を楽しむ今までありそうでなかったパイ菓子です。
パイ菓子は一つひとつ個包装され、1個から購入できます。小麦、バター、砂糖のおいしさと食感をシンプルに楽しむプレーンなど、現在は6種の展開。「アーモンド」は生のアーモンドをスライスして焼き上げた香ばしくワイルドな味わい。「アップル」は定番スイーツのアップルパイを表現。「アールグレイ」は茶葉と焼き上げた女性に人気の品。「チョコレート」はリッチな味わいながら子供たちにも大人気。そしてスイーツ番長の一押しは、この「シナモン」。小麦とバターの香ばしさをスパイシーに包み込み、コーヒーにとてもハマる、見た目は地味ですが実に美味しい一品です。
ギフト用のボックスも用意され、好みの種類を詰め合わせできるので、プレゼントや手土産に最適なお菓子。個包装されているから日持ちするのも嬉しいです。もちろん保存料など無添加で優しいお菓子は、子供からお年寄りまで笑顔になる美味しさです!
■SHOP DATA
oriori (オリオリ)
住所 :東京都目黒区自由が丘2-3-16自由が丘グリーンヒル103
(自由が丘駅下車)
営業時間 AM11:00-PM7:00(生地がなくなり次第終了)
定休日 水曜日 ※火曜日は不定休
食べ歩きスペシャリスト集団「たべあるキング」代表。強面のルックスとスイーツのギャップと独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどで活躍。テレビコマーシャルの出演、スイーツ&グルメなどのプロデュース等も精力的に展開し、多方面でグルメクリエイターとして活躍している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)などがある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。