いよいよ4月からの新学期が近づいてきており、子どもを持つ親にとっても節目です。なかでも、小学校入学は幼稚園や保育園までとはガラリと環境が変わるとき。友達ができるか」「授業についていくことができるか」など、不安を挙げればきりがないのではないでしょうか。
2016年2月、全国の30歳~49歳までの女性500名(子どもの入学準備をした親/していない親250名ずつ)にアンケートをとった「入学準備に関する調査」(ベネッセ調べ)によると、不安だったこと1位は「友達ができるか」で56.6%。2位は「授業についていくことができるか」で38.4%。
他にも「給食を残さず食べることができるか」「朝ちゃんと起きられるか」「授業と大人しく受けることができるか」といった、基本的な生活習慣の面でも不安のある意見が明らかになりました。
教育準備をした方が入学後安心
2位の勉強面ですが、子どもの学習習慣の習熟度は、小学校入学前の入学準備の有無によって違いがあるのでしょうか。
調査結果を見てみると、入学準備のための教育をさせていた親のほうが学習習慣について「とてもついている」「ついている」と思っている割合が、10%近く多いという結果が出ました。
また「ついていないと思う」「まったくついていないと思う」と回答した割合については、わずかではあるものの事前教育をさせていた親のほうが、回答数が少ないという結果が出ています。
結果を総合すると、入学前から教育準備をした方が、入学後の学習習慣を身につかせるのにいいと言えそうです。
子どもの入学前に入学準備をした親は、どういった準備をしていたのでしょうか。最多は「進研ゼミ・ポピー・Z会などの通信教育」で82.0%。2番目は「本を買って読ませる」で45.2%、3番目は「体操教室やスイミングスクールなど、体を動かすもの」で44.4%。入学準備といってもさまざまな選択肢がある中で、もっともポピュラーなのは通信教育という結果が出ました。
数ある通信教育の中でも、入学準備をさせた親に聞くと、「子どもが楽しく取り組める工夫がされているか」と「価格」という点に重点をおいて選択しているようです。
子供としても、小学校に入学する不安を楽しく解消できればうれしいですよね。
詳細は公式サイトから。
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