わざわざ食べに行きたいお出かけスイーツvol.4 梅園を望むハーブガーデンで楽しむ春スイーツ【市川市】
立春も過ぎ、日の入りも少しずつ伸びてきて、季節は冬からは春へと着実に進んでいるよう。「矢切の渡し」にほど近い市川市の住宅街の一角にある「大川原梅園&HERB GARDEN」に併設されるケーキショップ&カフェでそんな春を感じられるスイーツを楽しむ。ハーブガーデンのテラスで食べるケーキは最高だ!
バレンタインにおすすめ「梅トリュフ」
「ケーキラボ・マグネット」オーナーパティシエは都内の人気パティスリーなどで腕を磨いてきた本格派。ショーケースにはハーブ園で収穫された果実やハーブを使ったケーキも並び、店内やテラス席ではハーブ園のハーブティーや、収穫したカリンやレモンなどのオリジナルドリンクとセットでケーキを楽しめます。
梅園は観光目的のものではなく"梅の実"の収穫を目的とするもので、梅の花が開花する時期にだけ梅園を一般開放し観梅できる。収穫された梅の実は、梅干しをはじめシロップやジャムとして販売。ハーブガーデンでは身近に利用できるハーブ苗等を取り扱っており、ハーブティーやハーブ関連グッズ、バジルペーストを販売しています。ガーデンで栽培されるオリーブの塩漬けも人気で、ビニールハウスではレモンも収穫され、マグネットのお菓子の素材として使用されています。
自家梅園の自家製梅干しは定番人気商品。「梅トリュフ」は大河原梅園で収穫された梅のジャムと梅酒のビターなチョコトリュフ。
テイクアウトした完熟梅ジャムを混ぜたバタークリームのブッセ菓子「うめきち」。うめきちとはハーブ園の愛猫の名前で思わずその可愛らしさでお買い上げ!(笑)
ハーブガーデンで収穫したハーブや果実を使用したケーキを、テラスでいただけばより美味しく楽しめる。ケーキ皿には敷地で採取されるハーブや花をそえ、彩を加えてくれる。
ガーデンテラスのある開放的なカフェでは、ハーブガーデンで収穫されるハーブティーやカリン、レモン、ベリー類のオリジナルドリンクをメニューに取りそろえ、スイーツ以外に軽食の自家製ペーストのトーストセットが大人気。
自家製丸パン(フランスパン)に自家製オリーブペーストとバジルペースを塗ってトースト。ペーストののみの販売もしています。
お腹が満足したら「ハーブガーデン」をのぞいてみて。梅の開花シーズンに向けて、大川原梅園は期間限定開放予定。公式サイトをチェックして、肌と舌で春を感じに出かけてみよう。
■SHOP DATA
CAKE LABO・MAGNET (ケーキラボ・マグネット)
住所 :千葉県市川市北国分2-2-2 大川原梅園&HERB GARDEN内
(北総線 矢切駅下車)
営業時間 10:00-18:00 定休日 水曜日
食べ歩きスペシャリスト集団「たべあるキング」代表。強面のルックスとスイーツのギャップと独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどで活躍。テレビコマーシャルの出演、スイーツ&グルメなどのプロデュース等も精力的に展開し、多方面でグルメクリエイターとして活躍している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)などがある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。