2015/11/21

ダイエットに野菜もりもり...が、気が付いたらおデブちゃんに! ○○を含む野菜は要注意

痩せようと思って野菜をもりもり食べていたら、逆に太ってしまいショック! こんな経験はありませんか? 「ダイエットには野菜」の思い込みが原因かも知れません。

野菜は種類によってはダイエットに逆効果であることを、米ハーバード大公衆衛生大学院のモニカ・ベルトイア助教らの研究チームが明らかにし、2015年10月の米医学誌「プロス・メディシン」に発表しました。

「野菜は痩せる」の落とし穴

研究チームは計13万3468人の男女の健康データの中から、特定の野菜・果物の摂取量と体重の変化の関連を調べました。

発表によると、野菜を食べる回数を1日1食増やすごとに4年間で体重が平均で0.11キロ減少しました。

ただし、そこには落とし穴が。大豆(1.12キロ減)やカリフラワー(0.62キロ減)などは減り方が大きかったものの、トウモロコシや豆類・イモ類は逆に体重が増えてしまったのです。でんぷん質を多く含む野菜には要注意ということです。

野菜を選ぶときの目安にしたいのは血糖値の上昇の程度を表す「グリセミック指数(GI値)」。数値が高いほど脂肪に変わる糖質が多く、太りやすい食べ物です。

たとえば、食べて痩せた大豆は30、カリフラワーは26なのに対し、太ったトウモロコシは69、イモ類ではジャガイモ89、ヤマイモ74とかなり高めです。

ちなみに、糖分が気になる果物は......。

意外なことに、ほとんど何を食べても、痩せることはあっても、太ることはなかったそうです。GI値を見るとリンゴは34でブルーベリーは33。高いクラスでもパイナップル65、スイカ60と、脂肪に変わる糖分が低いのがその理由です。

なかなか痩せないとしびれを切らしているダイエッターは、GI値を見直してみれば道は開けるかも知れません。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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