オシャレの楽しい季節です。秋冬物の買い物にいそしむ女子に、耳よりな情報を一つお届けします。今年のトレンドカラーはなんといっても赤! 特にボルドーやマルサラという渋めの赤が注目されていて、エレガントで落ち着いた色合いは、オフィスでも活躍しそうです。
赤を買うべきこれだけの理由
世界最大級のファッション検索サイト「SHOPSTYLE」で、2014年7月1日~9月15 日までの間に検索されたワードを分析。色に関するキーワードを抽出して昨年の同じ時期と比べてみると、2014年は「オールホワイト」の流行もあって白の検索が47%と大人気でしたが、2015年は白は10%まで下がり、赤が40%と一番大きなシェアを占めています。さらに、これからもっと増えていく予想なのだとか。
赤の大人気の理由はどこにあるのでしょうか?
今季のトレンドは「70年代」と「フォークロア」です。それで、レトロなイメージを演出してくれる赤が注目されているようです。赤はポイントで柄に入っていてもカワイイですし、バッグや靴、マフラーなど、差し色としても使いやすいですよね。
また、色見本帳で有名な米国のPANTONE社が発表する年の色、2015年は「マルサラ」でした。マルサラは赤みがかった茶色で、日本でいうあずき色のような、ワインのような色合いです。大人でも楽しめる落ち着いた風合いで、身に着ければオシャレ上級者に仲間入り間違いナシです。
それからもう一つ、面白いデータがあります。それは、景気が上向くと赤が流行るというもの。過去に赤が流行したのは戦後間もない1950年代の復興期と、80年代のバブル期です。確かに今年は口紅などのメイクや車、家電でも赤が目立ちますよね。景気回復の兆しだとしたら嬉しい話です。
さらに、2016年は申年。サルのお尻は赤いことから、申年に赤い下着をつけると健康になるという言い伝えがあるそうで、巷では赤いブラやパンツを押す店が増えているという情報も。クリスマスも近づいてきて大活躍間違いなしの赤、縁起も良さそうだし、お気に入りの赤アイテムを見つけたいですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。