ラブラブ夫婦と言えば、いってらっしゃいのキス。お出かけ前の旦那さんに奥さんが鞄を渡しながら玄関先でチュッとするシーン、ドラマではよくあります。でも、実際の夫婦ではどうなの?―― 20~39歳の既婚の男女1000人に夫婦生活について聞いてみました。
結婚10年過ぎると半数以上が寝室は別々
結婚1年目では46.3%の夫婦が「習慣的にキスをしている」と回答しています。でも、5年目で30.5%、6,7年目では26.3%、10年目では21.0%......と確実に減っていく傾向にあるようです。こういうスキンシップって、一度しない期間があると恥ずかしくなってしまって、なかなか戻せないものです。
「夫婦一緒の寝室で寝ている率」でも、同じような変化が。結婚1年目の新婚では69.5%と約7割だったのに、4年目では54.2%、10年目以降では44.9%と、結婚歴が長くなればなるほど低くなっていきます。
赤ちゃんが起きちゃうから、就寝時間が違うから、いびきが、寝相が......。理由はいろいろあるのでしょうが、確かに、別々に寝ている夫婦は記者の周りにもたくさんいます。特に子どもがいる家庭では、ママは子どもと寝るというパターンも多いですね。
でも、せっかく縁あって結婚した相手、いつまでもときめきを忘れないでいたいですよね。とは言え、いきなり今日からキスを習慣化するのも難しい...。そういう夫婦には、まずは恋人気分に戻れるデートがオススメです。
"恋人気分を思い出すようなデート"になると思う、デートプランを聞いてみると「手をつないでデートする」(41.8%)と「少し遠出をしてお泊りデートをする」(41.1%)が4割台となりました。
次いで、「お互いに思いっきりおしゃれをして出かける」(27.7%)や「あえて外で待ち合わせする」(27.0%)、「二人きりでお酒を楽しむ居酒屋デートをする」(25.9%)などが続きます。
お互いにおしゃれをしたり、外で待ち合わせしたりといった演出がさらに気分を盛り上げるようです。家で見るのとは違う、よそ行きな表情にぐっときそうですね。
男女別にみると、ほとんどのプランで女性の割合が男性の割合を上回りました。夫からデートに誘われるのを、待っている女性は多いのかも知れません。
さらに、女性の回答を子どもの有無別にみると、子どものいる女性は「二人きりでお酒を楽しむ居酒屋デートをする」(37.1%)が高く、子どものいない女性は「少し遠出をしてお泊りデートをする」(52.8%)が高くなりました。
全国の旦那様、今週末にでもデートを企画して、「あの頃」に戻ってみては?
調査は、ゲンナイ製薬が2015年8月31日~9月9日の10日間で、20歳~39歳の配偶者がいる男女1000人を対象にインターネットで実施。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。