2015/10/23

特集上映「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2015」世界のホラー、アクションなど6作品紹介

世界三大ファンタスティック映画祭の一つ、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭出品作を特集上映する「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2015」が2015年10月24日、東京など4都市でスタートする。

シッチェスはスペイン北東部バルセロナ近郊の海浜リゾート地。毎年SF、ホラー、サスペンス、ファンタジーなどにジャンルを絞った映画祭を開催。ベルギーのブリュッセル、ポルトガルのポルトと並んで世界的な注目を集める国際ファンタスティック映画祭の開催地だ。

シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクションは12年にスタートして4回目。今回は昨年から今年にかけて製作された新作6本を紹介する。

日本からは時代劇アクション「忍者狩り」(千葉誠治監督)。天正9(1581)年、伊賀国を舞台に「死体40体、忍者4人、記憶4つ」をキーワードに物語が展開する。米国の「ゾンビ・ガール」は、「グレムリン」や「ピラニア」のジョー・ダンテ監督作品。昨年の同映画祭で閉幕作品となったホラー・コメディーだ。

英国の「ハイエナ」(ジェラルド・ジョンソン監督)は同映画祭で最優秀スリラー映画賞を獲得した犯罪サスペンス。ロンドンの汚職警官と凶悪ギャングの戦いを、強烈な暴力描写とともに描く。香港フルーツ・チャン(陳果)監督の「ミッドナイト・アフター」は人気小説の映画化。香港で深夜バスに乗り合わせた17人が人影の消えた町に迷い込み、極限状態を体験する。

さらに仏ホラー「恐怖ノ白魔人」(ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ監督)、カナダのアクション・ホラー「ウルフ・コップ」(ローウェル・ディーン監督)にも注目だ。

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2015」は2015年10月24日(土)から、ヒューマントラストシネマ渋谷などで開催。上映スケジュールなど詳細は公式サイトまで。


記事提供:映画の森

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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