2015/10/20

金銭面を気にしないでいいなら住んでみたい街...2位は「横浜駅」

上位にはいつも常連駅が名を連ねる「住みたい街ランキング」。もしも家賃や生活費などの金銭面を気にしなくてよかったらどんなところに住みたい――?

首都圏在住の20~50歳の男女557人に聞いたところ、1位はやっぱり「吉祥寺駅」。銀座や青山などの一等地を差し置いて1位に輝いた吉祥寺。お金の問題がなかったとしても、トップの座はゆずりません。利便性や都会のオシャレ感もありながら、馴染みやすい人懐っこさも併せ持つ吉祥寺はやはり、最強でした。

上位駅の共通点が明らかに

2位は「横浜駅」、3位「新宿駅」と続き、4位以下は、「東京駅」、「池袋駅」、「銀座駅」、「自由が丘駅」、「表参道駅」、「恵比寿駅」、「渋谷駅」と、都心のターミナル駅や、毎年公表される「住みたい街」ランキング上位の顔ぶれが並びました。

吉祥寺を選んだ理由を聞いてみると、「交通の利便性がよいから」が20.4%、「通勤・通学に便利だから」、「商店街が多いから」、「自然が多いから」が同率で16.3%でした。都心へのアクセスのよさと暮らしやすさの絶妙なバランスで不動の1位の座をキープしているようです。

JR中央線と京王井の頭線が走る駅でありながら、昔ながらの商店街も活気があり、飲食店もファッションビルも充実、そして住民だけでなく、多くの人から愛される公園もある......。たくさんの人が憧れるのも納得ですね。

また、2位の「横浜駅」を選んだ理由でも「交通の利便性がよいから」が28.1%、「商業施設が多いから」が25.0%。3位の「新宿駅」を選んだ理由でも「交通の利便性がよいから」が38.7%、「通勤・通学に便利だから」が25.8%、「商業施設が多いから」が16.1%でした。ショッピングセンターなど商業施設の有無は、交通の便と並んで大事なのですね。

実際に、今住んでいる最寄り駅を選んだ理由と金銭面を気にしなくてよいなら「住みたい駅」を選んだ理由を比べてみると、「商業施設が多いから」に最も大きな差ができました。もしも金銭面を気にしなくていいなら、商業施設が充実しているかどうかが、街選びのポイントになるようです。

確かに、近くにショッピングモールやデパートがあれば、充実した休日やアフターファイブが送れそうです。子どもがいる人も、雨の日に行くところがない...なんてお天気を気にすることも少なさそうですね。

調査はオウチーノが、2015年9月17日~18日、インターネットのアンケートで実施。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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