2015年春に約30店舗の大型リニューアルを敢行したラフォーレ原宿が、わずか半年でまたもや約30店舗に及ぶ大規模リニューアルに取り組んでいます。
春に引き続き、注目を集める高感度ブランドが多数出店するほか、B1Fフロアは「原宿ストリートカルチャー」「ジャパンポップカルチャー」をミックスした、原宿らしい新しいカルチャーミックスの"発信基地"として全面リニューアル。ファッショニスタも追いつけないほどの速度で進化を遂げる、ラフォーレ原宿の魅力を探ってみましょう。
注目ブランドは「ジェラート ピケ アンド ジョエル ロブション」「インスタント・ジュエル」「ハイブリッド マインド マーケット」
ラフォーレ原宿はこの秋の大規模リニューアルを含め、より幅広い年齢層、国内、海外双方の集客に取り組んでいます。
例えば、これまでと比べて価格帯の高い秋冬物のコートを扱ったり、B1Fフロアのカルチャー色をより強くしたりする動き。今まで以上に多様な日本人客層を取り込むとともに、増加するインバウンド消費の対応にもつながるとみているそうです。
原宿らしい新しいカルチャーミックスへの取り組みは、"着る物"に限らず、アニメやアートなどを含む、幅広い"ファッション"の発信基地を目指しているといえるかもしれません。
秋の大規模リニューアルで、注目のブランドをラフォーレ原宿の広報担当に聞いてみました。推してくれた店舗は3か所。1階にニューオープンした「gelato pique & Joel ROBCHON(ジェラート ピケ アンド ジョエル ロブション)」と「INSTANT JEWEL(インスタント・ジュエル)」。そして地下1階の「Hybrid Mind Market(ハイブリッド マインド マーケット)」です。
「ハイブリッド マインド マーケット」は、9月19日にオープンするラフォーレ原宿が初のリアル店舗。「原宿ストリートカルチャー」「ジャパンポップカルチャー」のミックスを象徴する存在です。アニメなどの「キャラクターコンテンツ」と「ファッション」を融合させた、新しい取り組みのショップです。
オープン第1弾企画は「HMM(ハイブリッド マインド マーケット)×ラブライブ!」。テレビアニメ、映画などで知られる「ラブライブ!」のキャラクターをイメージしたハイカットスニーカーやフィギュア、バッグなどのグッズが並びます。20~30代女性ファンも多いとされる「ラブライブ!」だけに、オープン初日から大盛り上がりしそうです。
「ジェラート ピケ アンド ジョエル ロブション」(9月9日オープン)は、「世界一星を持つシェフ」としてフランス料理界をけん引するジョエル・ロブション氏とルームウェアブランドのジェラートピケ-という異色のコラボアイテムを販売する期間限定ショップ。三ツ星シェフ・ロブション氏お墨付きの"世界一美味しい部屋着"が勢ぞろいします。
扱うのは、ブランドオリジナルファブリック「ジェラート」を軸にしたレディース、メンズのウエア、雑貨など。自分へのごほうび、大切な人へのギフトにぴったりの品が並びます。コラボレーションスイーツの販売も予定しています。
「インスタント・ジュエル」(9月11日オープン)は、日本を支える高い工業技術とファッションがデザインで"奇跡"の融合を遂げた新しいアクセサリーブランドです。
各シリーズとも、工業生産=マシンメイドで作ることを前提にデザインしています。材料には豊かな色彩や質感を備えたアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂、シリコンゴムなどを使用。ハンドメイドでは味わえない面白みが魅力の「インダストリアル・アクセサリー」がそろいます。
このほか、ラフォーレ原宿では9月25日から10月8日まで、インバウンド需要に合わせた期間限定ショップ、サービスの強化も予定しているそう。「アニエスベー」のシスターライン「To b. by agnes b.」が初登場するほか、「サーモマグ」の原宿初ショップ「thermomug STORE」では金箔の伝統工芸を受け継ぐ「今井金箔」を施したサーモマグなども販売。免税利用者には、入浴剤が入った「ラフォーレ大入り袋」のプレゼントもあるそうです。
新たなラフォーレ原宿を発見しに、足を運んでみては? 詳しくは公式サイトから。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。