2015/9/14

理想の食生活だった戦国武将!鳥胸肉と大豆で強靭な精神と肉体・・・番組制作で知っても作るの面倒

週末に作り置きをせずに、その日食べたいものを食べる生活である上に、冷蔵庫にあるものをどう組み合わせて作るかなんて考えようともしない。食べて文句を言ってくれる人もいないので、何を作ろうが食べようか勝手だ。自由気ままは食事にも表れる。某CMのコピーのように、人は食べているものでできている。食べたものが明日の自分を作るである。

ではあるが、腹が減っては戦はできぬのだ。この言葉、食いしん坊の言い訳ではなくて、本当のことらしい。ある番組制作で知ったのだが、戦国時代などはいつ敵に襲われるかわからないので、健康が成功の鍵を握っていたという。明晰な頭脳で判断力に長け、ストレスにも対抗できて、長期戦にも耐えられる強靭な精神と肉体を持つ者が最後に勝つ。

そこで戦国武将は非常に健康管理に気を配ったという。食生活も現代の栄養学から見て満点の食事だった。なかでも鶏肉や豆類がいいらしい。長距離を飛ぶ渡り鳥の胸肉には、長時間の激しい運動に耐え、瞬発力を生み出し、肉体疲労の回復を早くさせる栄養素が含まれているんだそうだ。豆類の中でも大豆のイソフラボンには美容効果だけでなく、男性の場合は精力増進の働きもあるんだって。

テレビ界の女性に共通?「野菜切り刻むとストレス解消」

仕事でこんな情報を得たら、とりあえず鶏胸肉と豆類をなるべく取り入れた食事をしようと思い立つ。はたしてこれをどうやって食べようか。カレーに取り入れるか、パスタに取り入れるか、それともレシピ開拓として新料理に挑戦するか。

悩むうちにスーパーに到着してしまい、そしてまた迷う。道々考えていた食材とはまったく違うオススメ品が安い。あっ、これも買っておこうかなと値引き商品に自然と手が伸びる。結果、スーパーの袋を両手に下げて帰宅することに。

無計画な買い物をした後は、お疲れと自分をねぎらうためにプシュっと缶チューハイをオープン!すると、とたんに料理を作るのが面倒になってしまう。さっきまでの戦意はいったいどこへやら。スーパーの袋から商品を冷蔵庫に移し替えるのさえ面倒で、おいしそうに魅力的に見えた食材たちはしばらくゴロんと床に転がされたままだ。

2缶目を飲み始めたあたりで、ようやく重い腰を上げて台所へ。野菜をひたすらみじん切りや千切りにしておく。この野菜を切り刻む作業はストレス解消になるのだ。知り合いの女性ディレクターにこの話をすると自分もそうだと共感してくれる人が多い。単純作業が気持ちを落ち着かせてくれるのだ。

そうしているうちにお酒がまわって空腹感はなくなり、本当に何も作らないままドテっと寝てしまうことが多い。あれほど何を食べるか、健康管理が基礎だとか考えていたはずなのに、そういうものがどうでもよくなってしまう。

モジョっこ

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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