2015/8/27

【ブーム調査隊】お父さん世代はあ然? キャラもの、ご当地もの...驚きの「婚姻届」2015

入籍のときに欠かせない「婚姻届」。一般に想像されるのが、役所に置いてある白い紙に茶色い印刷の用紙です。大半の夫婦は「これを使った」と言うのではないでしょうか。

しかしいま、シンプルじゃ物足りない、自分たちらしい婚姻届で記念にしたい! と言う夫婦のために、カラフルで華やかな婚姻届が次々と登場しています。

あなたの地元が婚姻届に!

カラフル婚姻届のきっかけになったのが、結婚情報誌「ゼクシィ」の付録になったピンク色の婚姻届。これで「役所の用紙じゃなくても受理してくれるんだ」と初めて気づいた人も多いのではないでしょうか。

婚姻届け出用紙は戸籍法で決まった書式があるものの(書く内容やA3サイズなど)、色やデザインなどはある程度自由に決めることができるのです。

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そこで誕生したのが、「婚姻届製作所」という、オリジナル婚姻届を販売するサイトです。「婚姻届は、家族の始まり ふたりのこれまでの絆を証し、これからの人生を照らしていく一枚の紙をもっとふたりらしい思い出に残せたら...」という思いから作られた婚姻届は、今までの常識を超える華やかなものばかりです。

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たとえば、今話題なのは、キャラクターとコラボしたデザインのもの。サンリオのハローキティとマイメロディ、キキララ、そしてリラックマが飾る婚姻届は、種類も豊富でファンにはたまらない仕上がりになっています。


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キャラクターものだけではありません。世界の絶景写真を背景にした婚姻届や、ふたりの思い出の写真を背景にプリントしてくれる婚姻届なども用意されています。まさに"世界にひとつだけ"の婚姻届の完成です。

一方、「ゼクシィ」は"ご当地"に焦点を当てています。サイトで配布を行っている「まちキュン ご当地婚姻届」は、あなたのまちや夫婦ゆかりの地をモチーフにした婚姻届で、アンケートに答えることでダウンロードできます。

たとえば、出雲市(島根県)では縁結びでも有名な出雲神話の世界をデザイン。和の雰囲気が薄桃色のかわいい色合いで表現されています。また、"東北のウィーン"とも称される郡山市(福島県)は、地元の猪苗代湖の白鳥が五線譜の上をはばたく爽やかな婚姻届です。

さらにサイトでは、ご当地の暮らしや婚姻届提出の際のサービスも紹介しています。ここに住みたい!という理想の町まで見つかっちゃうかも。

そして、どちらにも共通しているのが、自分たちの手元に残せる「記念保存用の婚姻届」をセットにしていること。せっかく作った"自分たちらしい"婚姻届を記念に残しておけるように、というサービスです。

お父さん、お母さん世代にはちょっとびっくりの進化版婚姻届。一生の家族の思い出にする取り組み、今後もっと広まっていきそうです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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