専門家の美レシピ#21 女子必見!夏こそ摂りたい「甘酒」パワー 美容と元気を高めるちょい足しレシピも紹介
毎日、暑い日が続いていますが、夏バテしていませんか? 夏バテは健康にも美容にも大敵です。こんな時にぴったりなのが、江戸時代には夏バテ防止として飲まれ、夏の風物詩ともなっていた「甘酒」。
甘酒はノンアルコールなので、子供から大人まで飲める天然の最強栄養ドリンクなんです。
8月5日は「発酵の日」ということで、今回は夏にオススメの日本の伝統食品『甘酒」の発酵パワーと夏にぴったりのちょい足し甘酒ドリンクをご紹介します。
実はノンシュガー
米と米麹から作る甘酒は、私たちのエネルギーの源となるブドウ糖が約20%も含まれているだけでなく、ブドウ糖やタンパク質、脂質などをエネルギーにするために必要なビタミンB1,B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなどの天然のビタミン類、また、私たちの内臓や筋肉、爪、髪をつくるのに必要なたんぱく質の素であるアミノ酸が含まれています。
これは栄養補給として使われる点滴とほぼ同じ成分であることから『飲む点滴』とも言われています。
また、健康的な美しい肌をつくるために必要なビタミンB群やアミノ酸など、美容にとっても嬉しい栄養がたっぷり含まれているため、実は女性に味方の飲む美容ドリンクでもあります。ノンシュガーなのも嬉しいですよね。
元気と美しさの素となる甘酒は、それだけで飲んでも十分効果がありますが、ちょい足しすることで、さらにパワーアップ、シーンにあわせて試してみてくださいね。
○冷房で冷えた体に、ショウガ
温かい甘酒にショウガの絞り汁を加えるだけ。ショウガに含まれるショウガオールが血行を促進し、体を温めてくれます。冷えは健康にも美容にも大敵なので、冷房で冷えにくい体に整えましょう。時間のない時は、生姜パウダーでもOKですよ。
○イベントで楽しんだ夜に、牛乳
甘酒に牛乳を加えるだけ。牛乳には、精神安定効果のあるセロトニンの素となるトリプトファンが含まれるため、安眠を促してくれます。夏は楽しいイベントも多い時期。イベントで楽しんだ後は、しっかり睡眠をとり、体を休めてくださいね。暑くて寝苦しい夜は、冷やして飲むのがオススメです。
○日やけ対策に、キウイ
冷やした甘酒に、キウイフルーツをいれミキサーで混ぜるだけ。キウイフルーツは美白効果のあるビタミンCが多いだけでなく、抗酸化作用の高いビタミンEも含まれるので、日やけ対策にぴったりです。特にビタミンCとビタミンEをより多く含むゴールデンキウイがオススメです。
甘味が足りない時は、ハチミツをお好みで足してくださいね。
この夏は日本の伝統食品『甘酒』の発酵パワーで、暑い夏を元気にそして美しく乗り切りましょう。
前田ひずるPROFILE
美容と健康のスペシャリスト。食品会社で研究、化粧品会社で商品企画として勤務。真の美しさ、健康を追求するため、解剖生理学、アロマセラピー、リンパドレナージュ、リフレクソロジー、栄養学などを学び、I・A・I(International Association of Integracy)認定『インテグレーター』ライセンス取得。悩みの根本原因に多角的にアプローチし、一時的な対処療法ではなく、根本改善を促し、真の健康と美しさをサポートしている。公式ブログ(http://ameblo.jp/hizuru-i/)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。