【ブーム調査隊】大人で良かった!夏休み、大人だからこそ楽しめる「社会科見学」まとめ
夏本番を迎え、そろそろ夏休みを迎える人もいるかもしれませんね。「夏休みといっても、お金もないし日数も短いし。今年も自宅でぼんやりの予定」というアナタ。大人になった今こそ、 あえて"社会科見学"なんていかがでしょう?
小学生時代には楽しみを満喫できなかった、大人だからこそ楽しめる首都圏近郊の工場見学などを集めてみました。
●夏はやっぱりビールでしょ!/キリン、サントリー、アサヒビール写真はイメージ
夏といえば、やっぱりビール。首都圏にあるビール各社の工場でも見学を行っています。お気に入りブランドのビールが作られる工程を学べるだけでなく、杯数、時間限定とはいえ試飲タイムがお約束。まさに大人のための見学ツアーです。
キリンビール取手工場(茨城県取手市)では、2015年8月6日に「夜の工場見学」を開催します。ライトアップされた醸造工場の銅釜、夜でも稼働しているパッケージング工場の製造ラインを見学した後、「キリン一番搾り」の試飲が楽しめます。18時~19時30分、18時30分~20時、19時~20時30分の3回行い、無料です。電話申し込み(0297-72-8300)のみで各回先着順25人限定ですので、お早目に。
このほか、キリンビールの横浜工場、サントリー・武蔵野ビール工場、アサヒビールの神奈川工場、茨城工場でも見学できます。
●都内にもある!日本酒蔵でほろ酔い気分/小山酒造、小澤酒造、中村酒造、田村酒造場、石川酒造、豊島屋酒造写真はイメージ
ビールに続く大人の楽しみといえば、日本酒。意外なことに、都内にはまだまだ日本酒蔵が残っていて、酒蔵見学を受け付けています。
23区内に唯一残る酒蔵・小山酒造(東京都北区)をはじめ、小澤酒造(青梅市)、中村酒造(あきる野市)など。福生市には田村酒造場と地ビールも造っている石川酒造の2つの酒蔵があります。英語を含む外国語対応OKの蔵もあるので、外国人の友人を誘えば大喜びしてもらえるかも。
中でも、東村山市にある豊島屋酒造は月1回ほどのペースで「夜の酒蔵見学会」を開催中。酒蔵見学と車座になってのフレンドリーな試飲、懇談会が楽しめる19時スタートの大人気イベントです。好きな酒のアテ持参で参加費500円(利き猪口付き)、10人限定。8月に開催するかどうかはまだ発表されていないので、気になる人は公式サイトをこまめにチェックしてみて。
●航空会社工場で旅気分を味わう/JAL、ANA写真はイメージ
夏休みに旅行の予定がないのなら、せめて航空機を見て旅の気分を味わってみてはいかがでしょう? 東京大田区羽田にあるJALメインテナンスセンター、ANA機体メンテナンスセンターでは、格納庫などを見学できるツアーを開催しています。
ともに6か月前からの予約受付で、7月はすでに満杯。8月は若干ですが空きがある日もあるようです。「この夏、どうしても間近で飛行機を見たい」という人は、お早目に。
●江戸の夏の風情を今に伝える江戸風鈴/篠原風鈴本舗写真はイメージ
大人ならではの夏の風情を感じたい人には、篠原風鈴本舗(東京都江戸川区)がおすすめ。空中で膨らます「宙吹き(ガラス吹き)」の技法を使った江戸時代のガラス風鈴、ギヤマン風鈴の流れを受け継ぐ、手作り「江戸風鈴」の工房です。
通常は宙吹きから絵付けまでを無料見学できますが、繁忙期となる7~9月は残念ながらお休み。ただし、創業100周年を迎える8月20日と21~23日には夏休み特別体験教室を開催するそうです。ガラス吹きから絵付けまで体験できるコース、絵付けのみ体験できるコースの2種。参加費は創業20日の100周年特別記念教室(1日4回)のみ500円、21~23日(各日7回)は1200円です。各回定員25人。8月1日9時から電話(03-3670-2512)で受け付けしますので、興味のある方はお早目に。
この夏、大人ならではのすてきな"社会科見学"を楽しんでみてくださいね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。