「いつまでも若く、美しいままでいたい」と願っても、止められないのが時の流れ。「こんなところに白髪が」「髪の量が減ってきたかも」「顔にしみ、しわが」と、鏡の前で溜息をついている女子も多いかもしれませんが、最近では男性も"老化"に敏感なようです。
マイボイスコムが10代から50代以上の男女1万2006人を対象に実施したインターネット調査では、男女の5割強が「年をとるのに抵抗感を感じる」、6割弱が「実年齢より若く見られたい」と答えています。
2人に1人は髪の毛に悩み
「年をとる事に抵抗を感じますか」の質問に「抵抗を感じる」と答えた人は20.5%。「やや抵抗を感じる」の33.8%と合わせると、54.3%の男女が「年を取りたくない」と考えていることになります。
男女別でみると、「年を取りたくない」のは男性の5割弱、女性の6割強。20代から40代の女性では特に拒否感が強いようで、7割弱にまで跳ね上がっています。お年頃の女子ほど、年をとる恐怖に怯えているのかもしれません。
同じく「実年齢より若く見られたい」願望も、男女問わず高いようです。実年齢より若く見られたいと答えた男女は56.4%。うち、「実年齢より10歳以上若く見られたい」人は12.0%にも上りました。
加齢で気になる事のトップは、「髪の毛」の52.3%。2人に1人以上が髪のお悩みをかかえていることになります。以下、「視力の低下・老眼」(40.6%)、「顔のしわ」(35.4%)、「顔のたるみ」(33.5%)、「おなかまわり、ウエスト」(32.8%)の順。どちらかというと、頭部周辺の悩みが上位を占める傾向にあるようです。
男女別では、ほとんどの項目で女性が男性を上回る結果に。「顔のたるみ」「顔のしみ」「ほうれい線」「首まわりのしわ、たるみ、しみなど」「身体全体のボディラインの崩れ」「手や指のしわ、たるみ、しみなど」の項目ではその傾向が顕著で、男女差が20ポイント以上も開いています。
アンチエイジングのために何らかの努力している人は4割強。お悩みワースト1の「髪の毛」へのケアが最も高く、15.1%となりました。続く「顔のしわ」「顔のしみ」「顔のたるみ」は、女性が男性を10ポイント以上も上回っています。お肌の問題については、やはり女性がより敏感といえそうです。
時間を止めることはできませんが、できることなら、より美しく、はつらつと年を重ねたいものです。お互い頑張りましょうね。
調査期間 2015年6月1日~6日
調査対象 「My Voice」のアンケートモニター10代から50代以上の男女1万2006人
調査方法 インターネット調査(ネットリサーチ)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。