もうすぐゴールデンウィーク。普段の週末でも人がいっぱいの原宿にどれだけ人が溢れるのか想像するだけでも恐ろしい。慣れない人が気軽に表参道口なんかで待ち合わせの約束をしたら、出会うまでが1つの物語になりそうです。
そんなGWの原宿をどう巡るのか。普段は銀座方面であんなことやこんなことをしている記者(30代男性)の独断と偏見で、2015年GW原宿のおすすめ(大好き)を紹介します。
●お土産&雑貨の聖地現る
とりあえず原宿についたら、まずは駅を出て竹下通りに入りましょう。3月7日にできたばかりの通り沿いの新ランドマーク「原宿アルタ」からスタートです。
ここは、ニッポンや原宿、カワイイの雑貨やトレンドアクセサリーの聖地です。自分用、友達用はもちろんのこと、外国の方にも喜ばれそうなアイテムがたくさん売っていて、1店1店まわるだけでもワクワクします。
中でもおすすめなのはご当地ピンズプラス(B1F)で売っている「原宿の恋人」(1箱756円)です。原宿限定の白い箱に包まれた中身はクッキーサンド。「よくあるパロディ菓子じゃん」なんて言わないでくださいね。竹下通りを歩いて恋人に出会えるなんてロマンチック...というのは苦しいか...しかし、なんたって原宿の恋人ですから、原宿にしか売っていません。お値段的にも、お財布に優しい。これ結構重要です。
ひとしきりお買い物をしてお腹が空いたら何か食べたいところです。ということで、お次はスイーツといきましょう。
●原宿パンケーキのニューフェイス
原宿といえば、パンケーキでしょう。ここは「パンケーキの聖地」。聖地というと平和な感じですが、"激戦区"ともよく言われますよね。「全国1400店から選ばれたパンケーキ人気店ランキング2014」(みんなのパンケーキ部調べ)によると、1位のカフェ・カイラ表参道店を筆頭にベスト5のお店が全部、原宿・表参道エリアです。レベル高すぎ! でも、これほど競争が激しいエリアなのに参入してくる新勢力のパンケーキ店が後を絶ちません。
4月4日にオープンしたばかりの「バーンサイドストリートカフェ」もその1つです。もともと関西で人気の高かったお店の姉妹店ということで、前評判は高いお店でしたが、その看板メニュー「ホワイトスフレパンケーキ」(1120円)は、とても独特です。自家製のリコッタチーズを混ぜ込んだメレンゲたっぷりの生地を、分厚く焼き上げたパンケーキが3段重ねで、高さは約10センチと大迫力です。原宿にオープンするパンケーキは全部食べておきたいということで、このお店をあげてみました。
●ご当地アイスいっぱいアイスクリーム博覧会
せっかくGWに来たのだから、この時期ならではのイベントにも参加したいですよね。5月2日から6日、ラフォーレ原宿で開催される"アイスクリーム博覧会"「あいぱく2015」にいってみては。
日本アイスマニア協会が厳選した全国のアイス100種以上が登場します。まだ出展アイスの全ては告知されていませんが、現時点でも「焼きなすのアイス」や、「いちじくのアイス」など、どんな味なのか気になるご当地アイスがたくさん登場予定です。開催時間は11時から20時なので、お昼すぎのおやつ感覚でちょうどいい感じ。入場料は800円(小学生以下無料)です。
●知ってると株が上がるディナースポット
最後はオシャレなディナースポットを紹介しましょう。そのお店は、アルタに続いて3月27日にオープンしたばかりのもう1つの新ランドマーク、明治通り沿いの「キュープラザ原宿」にあります。
もともと施設全体のコンセプトがゆったりのんびりグルメビルですから、出展フードテナントはよりどりみどりです。どこもテラス席が用意されているところばかりですから、夕方過ぎあたりのちょっと温度が下がった時間帯なら気持ちいい風を浴びながら格別なビールが飲めることでしょう。
特におすすめは、ピッツェリア・バルCANTERA(カンテラ)(9F)のテラス席です。渋谷側、原宿側両方にテラス席が設けられていて、それぞれ趣の違ったデザインになっているのですが、原宿側に座ると空気が澄んでいる日は富士山も見えます。原宿の街並みを見下ろしながら、ピザを片手にビールを乾杯...もう最高です。
思い出に残る原宿探訪、楽しんでくださいね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。