2015/4/20

放送作家なぜ顔色が悪いのか!?不規則な生活、万年寝不足、外食ばかり・・・

夕方6時半。このあと7時から始まる会議と試写を含めると、あと5時間近くはまったく見動きができなくなる。なんとか会議までに軽く食事をしておきたい。地下鉄に乗り込み、行く先の最寄り駅周辺で何を食べるかばかりを考える。ほどなくして目的地へ着いたが、さてどうするか。ファーストフード店のガラス張りで半径30センチもない場所でたべるか、それとも駅上のこじゃれたカフェか。ここはオシャレも値段のうちで、料理は昔のファミレス以下だ。だけど、ファーストフード店よりはパーソナルスペースがとれる。悩む。後は、タイ料理か蟹チャーハンのお店。こないだランチミーティングでタイ料理には行ったし、どうしよう。

ハーフのはずがレギュラー完食してしまったカニ玉チャーハン

悩むのは味や料理ではない。「どこで」が重要になる。喫煙者のため禁煙の飲食店には行かない、いや行けないからだ。頭の中を巡らせたのはどれも喫煙OKか喫煙可能スペースが確保されている店舗だ。優柔不断ながらも結局は蟹チャーハンの店へ。

ドアを開けるとすでに気分がよさそうな酔客がいる。食べながらパソコン広げようかと思ったけど、それもなんだか失礼だ。食事に専念するか。そもそもファーストフード店の価格を考えていたので、ちょっと予算オーバーである。安く済ませるためにもカニ玉チャーハンのハーフと味噌汁を頼むことにする。

仕事のことを考えていたら料理がやってきた。美味しそうな料理を目の前にし、食欲スイッチが入った。すぐに口に放り込んだのがいけなかった。舌は火傷、そして気がついた。「あっ、これハーフサイズじゃない、レギュラーサイズだ」

情けない。ああ1500円以内の晩御飯の予定がこれで一気にオーバーとなった。やっぱり考えごとをしながら頼むとよくないようだ。と言いつつ平らげて、ようやくタバコをプカプカ一服する。至福の時だ。満腹になったところでふと頭をかすめたのは、諸先輩の作家の皆さまの食事事情だった。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]青白い顔は売れっ子作家の勲章?
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