体が資本のこの商売、食事は大事だ。ロケ弁、収録中のお弁当、編集中も出前。なかでもみんなが大好きなのは津多屋ののり弁かな。ずっしりとしたご飯におかかと海苔がサンドされていて、おかずは煮玉子に角煮、ポテサラ、春巻き、練り物とギーッシリつまっていてかなりボリューミーである。これさえ食べれば元気も出るし、仕事しなきゃなという気分にさせてくれる。1000円となかなかのお値段なので、スタッフにまで回ってくることは少なく、このお弁当がスタッフにも出てくる番組はプロデューサーがやりくり上手か食いしん坊かだ。
同じく今半の牛めし弁当もレアケース。ご飯の上に乗っているお肉をほおばると幸せな気持ちになり、漬物が食欲をそそる。そして王道はやっぱり崎陽軒のシウマイ弁当。俵むすびのご飯にシウマイとお惣菜が安心させてくれる味だ。個人的にはロケ中に食べるのが好きで、サクサクっと食べて、やっぱりこの味だななんて思いながら仕事へ復帰する。あぁ、食べたくなってきた。
韓国料理店「兄夫食堂」のタッカルビ、プルコギで幸せ~
そして、お弁当の次はケータリング。スタジオ収録時にケータリングサービスで温かい麺類やスープ、カレーを食べることができる。遭遇するチャンスは少ないけれど、やっぱり汁物は体を温めてくれるのでありがたい。
あとは出前だ。編集所で24時間以上館詰めになって働いていると、楽しみは食事でしかない。出前パンフレットから好きなものを頼めるが、蕎麦やうどん、ラーメンはクセモノなのだ。作業を中断できず食べそびれることがある。ブヨブヨに伸びて麺がおかゆになってしまったんじゃないかというものがポツンと2時間以上も机に置かれているのをよく見かける。
そんな中、出前で人気と言えば韓国料理店「兄夫食堂」の出前。とくに女性人気が高く、タッカルビやプルコギを頬張りながら編集していたりする。あとはやっぱりカレー。電子レンジで温め直せればいいけれど、そうでない冷たいカレーもなかなかイケる。オーベルジーヌのジャガイモと一緒に食べるカレーか、CoCo壱番のトンカツカレーなんかを食べて、元気を取り戻していく。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。