2015/2/ 6

4人の賢人が作る「京料理」を心行くまで 椿山荘で味わう贅沢な宴

ホテル椿山荘東京(東京都文京区)では2015年2月27日、京都の食文化を発信するイベント「『京の宴』~京の酒、京の料理、京の器~」が開催されます。蔵元が「京の酒」を紹介するほか、有名料亭の若主人による「京料理」の説明、食事なども行われます。

京都の蔵元18社の「京の酒」とともに

主催は、京都府などから構成される「『京の米で京の酒を』推進会議」。1973年度から右肩下がりだった日本酒の国内製造量(国税庁調べ)が、ここ数年下げ止まり、2013年度には前年比0.7%増になるなど、日本酒消費拡大の機運が高まるなかでのイベントです。

日本酒だけでなく、13年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、その神髄ともいえる「京料理」も注目されています。そこで「京の酒」と「京料理」、それを支える「京都府産の食材」を首都圏の人々に紹介し、京都の魅力と食文化の認知拡大を目的として開催されます。

登場する料理人は、栗栖基さん(嵐山「熊彦」)、中村元計さん(一子相伝なかむら)、高橋拓児さん(木乃婦)、中東久人さん(美山荘)の4人。エビイモや花菜などの京野菜、京都の肉、魚を使った料理約10品を提供します。

黄桜や月桂冠など、京都の蔵元18社の「京の酒」も登場。器にも京のこだわりが込められていて、京都陶磁器青年会の作家8人による「京の酒器」を使用し、お土産として持ち帰れます。「京の酒」即売会が行われるほか、料理人や蔵元のトークも行われます。

料金は2万8000円。これで「京の食文化」を満喫できると思えば、決して損はありません。開催時間は18時~21時(受付17時30分~)、プラザ5階「オリオン」で行われます。定員は300人(申し込み締切は2月13日ですが、定員になり次第、終了)。申し込みはFAXか、特設ページで受け付けています。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

人気キーワードHOT

特集SPECIAL

ランキング Gourmet RANKING

Instagram