2015年1月21日、東京銀座資生堂ビル9階のパーティ会場で行われたのは、マキアージュの「レディは香りをたしなむ~フレグランス&ワイン」という特別セミナー。大人女子なら知っておきたい"香りのコツ"を教えてもらいながら、豪華ディナーを楽しむというもの。
ワインの知識が広がりお腹も大満足、最後にはマキアージュの新商品のフレグランスももらえるという素敵な会でした。
ワイングラスの脚を持つのはアリ?ナシ?
最初の「焼きタラバガニの前菜」に合わせられた白ワインにまずは驚き。こんなにフローラルな香りのワインは今までに飲んだことがない! 大変個性のあるワインですが、お料理の味も引き立てる素敵なマリアージュです。
資生堂のソムリエ本多康志さんは「いいソムリエを見つけることが美味しいワインを選ぶ近道です」と言いながらも、ワインの香りの生まれ方やその表現の仕方、マリアージュの基本などを丁寧に教えてくださいました。
「ワインの香りや味は生産地の気候や風土に深く関わっています。たとえば、野生の肉を食べる習慣のある地域ではタンニンが強く、アルコール分の強い赤ワインが作られる」
「ワインを飲むとき、グラスの脚を持つ日本人が多いですが、公式な晩さん会ではボウル部分を持つのがマナーなんです」
といった、目からうろこのお話もどんどん出てきます。
お料理は、珍しいピーナッツかぼちゃのスープや、メインの国産牛フィレ肉の岩塩パイ包みなど。メイン料理は資生堂パーラーのシェフが皆の前でカービング! タイムやローズマリーの豊かな香りが封じ込められたフィレ肉は柔らかくて奥の深いお味でした。デザートも爽やかなマスカルポーネのムースがドーム状のあめ細工の中に鎮座しているという、繊細で凝った逸品で、優雅で至福の時を過ごしました。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。