早いもので、今年もあと1か月。お正月の「おせち料理」が気になる季節です。作るのは面倒。かといって、いつもと同じメニューじゃつまらない――そんな人は、プロに頼るのはどうでしょうか。
見た目や料理の種類はもちろん、その提供方法もさまざま。「ふるさと納税」でもらえるものや、ビュッフェ形式のものまで、今年のおせち事情を一挙紹介したいと思います。
●ミッキーマウスの「重箱」でお届け
まずは「通販おせち」から。千趣会のベルメゾンは、見た目のインパクトで勝負。「おせち・ミッキーマウス・シルエット三段重」(2万5800円)は、3段の重箱を積み重ねると、立体的なミッキーマウスのシルエットになる商品です。
食べ終わった後も、お弁当箱として使えるすぐれもの。ミッキーやミニーが描かれたオリジナルデザインの風呂敷に包まれて届けられます。お正月だけでなく、ピクニックなどの行楽でも使えるのはうれしいですね。
●解凍不要!食感そのまま「生おせち」
「通販おせち」は冷凍で届けられるものが多いですが、グルメ通販「ベルーナグルメショッピング」などでは、冷蔵配達の「生おせち」を販売しています。イモやニンジンなどの根菜は、冷凍すると食感が損なわれがち。そこで、食材によって製造や保管方法を変え、解凍不要で盛り付けの手間を省いたのが「生おせち」です。
ベルーナの場合、「ベルーナオリジナルおせち舞(冷蔵和三段重)」1万円(税抜)は、全35種の料理が詰められています。冷蔵のため賞味期限は1月2日までなので、すぐに食べちゃう人にはいいですね。
●ふるさと納税で、おトクにおせち
近ごろ流行の「ふるさと納税」でも、おせち料理が手に入ります。大分県豊後高田市では3万円~7万円未満の寄付で、手作りの無添加おせち(真空パック)が手に入る「豊後高田おせち(2人前)」を提供していました(予定数量に達したため、すでに受付終了)。
これから申し込みたい人は、愛知県碧南市のふるさと納税がおススメ。14年12月1日正午から、クレジットカードによる4万円以上の寄付でもらえる「日本料理 小伴天」のおせち(先着50人)、6万円以上でもらえる「衣浦グランドホテル」(先着30人)のおせちの2種を受け付けます。
●いっそ「食べに行っちゃう」のもアリ
買っても片づけるのが、めんどくさい。そんな人は「おせちビュッフェ」が便利。東京駅前の「ホテル龍名館東京」(1月1日~4日、東京都中央区)と、お茶の水にある「ホテル龍名館お茶の水本店」(1日~3日、千代田区)で行われます。
和食の料理人が10日かけて仕込んだ、数の子や栗きんとん、黒豆、だて巻きなどの料理が並びます。東京店は7時~14時30分で、25品目が食べ放題。本店は11時~16時30分まで、20品目が食べ放題になります。時間は無制限で、料金はどちらも3000円(未就学児無料)。もちろん宿泊客以外でも利用可能です。
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