2014/2/19

<韓流ピックアップ>キム・ジュヒョク来日 ドラマ「武神」で時代劇挑戦 「悪役も演じてみたい」

ドラマ「プラハの恋人」(05)、「武神」(12)などの俳優キム・ジュヒョクが2014年2月8日、東京都内で5年ぶりの来日ファンミーティングを開催した。

1972年生まれ。父のキム・ムセンも俳優で「幼い頃からよく映画を見ていた」という。内向的な性格だが「普段表に出せない感情を表現したい」と思って俳優に挑戦。大学で演劇を専攻し「初めて舞台に立った時の感激は言い表せない」と語った。

その後、実力派女優チョン・ドヨンと共演した「プラハの恋人」、ソムリエの世界を描いた「テロワール」など恋愛もので人気を獲得。最近は「武神」、「亀巖(クアム)ホ・ジュン」(13)と時代劇が続いている。

上半身裸で朝から夕方まで吊るされたままだったことも(笑)

「武神」では奴隷から最高権力者に上り詰めた男を熱演。序盤の撮影では「朝から馬に乗り、夜になって降りる生活が3か月続いた。本当に大変だった。乗馬は人に教えられるほど上達した」と振り返った。また、奴隷役のため拷問されるシーンも。「上半身裸で朝から夕方まで吊るされたまま、撮影スタッフが食事に行ってしまったこともあった」と苦笑いしていた。

続く「亀巖ホ・ジュン」の主人公ホ・ジュンは「父が30年前に演じた役。運命と思った」と出演を決意。放送が毎日あり撮影期間も長く、医者役で専門用語も多かったため「苦労は『武神』以上だった」という。「9カ月の撮影期間中、帰宅できたのは1、2日だった」と話していた。

最近では韓国の人気バラエティー番組「1泊2日(原題)」に出るなど活動の幅を広げている。「初めてのバラエティー出演で最初は心配したが、今は楽しくやっている。イメージをアップさせるため出たのに、(コミカルな内容で)"馬鹿なお兄さん"になってしまった」と話し、会場の笑いを誘っていた。

今後挑戦したいのは「悪役」。「魅力的な悪人を演じたい。サスペンス、恋愛ものなど、さまざまな役を演じてみたい」と意欲を見せた。この日東京は記録的な雪だったが、会場は駆けつけたファンの熱気に包まれた。


記事提供:映画の森

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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