ビタミンCやコラーゲンなど、今やコスメやサプリに欠かせない「美容成分」はたくさんありますが、いまどきの女性たちはどのような基準で取り入れているのでしょうか。健康美容ビジネスのコンサルティングを手掛ける薬事法ドットコムは、全国の30代~60代の女性を対象に美容成分にかんするアンケートを行いました。
1位コラーゲン、2位ヒアルロン酸
ヒアルロン酸、ビタミンC、コラーゲン、プラセンタ、セラミドの中で、最も効果がありそうだと思うのは、1位がコラーゲンで31.7%、次いでヒアルロン酸(26.0%)、プラセンタ(22.7%)という結果でした。皮膚の組織と組織をつなぐ重要な役割をはたすコラーゲンの生成は美しい肌をつくるうえでも欠かせない美容成分ともいえ、多くの女性が認知していることが分かります。
また、1か月にそれぞれの美容成分に出しても良いと思う価格を訪ねたところ、飲むタイプ(サプリ)でも、塗るタイプ(コスメ)でも、2000円未満で済ませたいと思う人が70%を超えています。中でも、ビタミンCのサプリにかんしては、「500円未満」と答えた人が36%以上を占めました。ドラッグストア等で手軽に入手できるようになったことも要因としてあるようです。
この結果を受け、リーガルマーケティング研究財団理事長の林田學武氏は、「2000円未満の美容サプリ、特にコラーゲンの需要が高いことがよく分かります。実際、コラーゲンサプリを飲んで、お肌のコラーゲンが増殖されたという臨床結果もあるんです」とコメント。科学的にはそういうことはありえないとこれまで考えられて来ましたが、プラセボ効果のような思い込みも含めて、人間の体には今の科学では解明できない不思議がまだまだあるのかもしれません。
調査概要:薬事法ドットコムが全国の30代~60代の女性300人に対し2013年9月20日から9月24日の期間、Webでアンケート実施。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。