東京・銀座のソニービルで2013年10月14日まで開かれている「ピーターラビット in GINZA」展の、レストランとの連動メニューが注目を集めている。
「ピーターのおとうさん?」(うさぎ肉のパイ包み)となにやら物騒な名前が付いているのだ。
第1作で「マグレガーさんの奥さんに肉のパイにされてしまったんです」
「ピーターのおとうさん?」(ウサギ肉のパイ包み)を提供中
このメニューを提供しているのはブリティッシュ・パブ「パブ・カーディナル」だ。公式サイトでは、「ピーターラビットのお話の中から「ピーターのおとうさん」のくだりをモチーフにした『うさぎ肉のパイ包み』」と説明されている。
まさか、本当に「おとうさん」がパイになったのか――不安を抱きつつピーターラビット公式サイトへアクセスすると、「キャラクター紹介」コーナーに「ピーターのおとうさん(マグレガーおくさんにパイにされた)」との残念な一文が。ほかのキャラクターは愛らしい姿が描かれているのに、「おとうさん」だけがおいしそうなパイのイラストになっている。
「父親がパイにされて食べられた」という設定は、第1作『ピーターラビットのおはなし』冒頭、母親がピーターら子うさぎにこんな注意を与える場面で登場する。
「お百姓さんのマグレガーさんとこの畑にだけは行っちゃいけませんよ。お前たちのお父さんは、あそこで事故に遭って、マグレガーさんの奥さんに肉のパイにされてしまったんです」
こうしてパイになってしまった「ピーターのおとうさん?」の価格は945円(サービス料別途)で、提供時間は期間中17時から22時30分まで。このほか、同店では時間帯によりアフタヌーン・ティー(1800円、1日限定15食)、イギリス伝統のスイーツ・ローリーポーリープディング(525円)なども提供している。
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