7月5日まで期間限定公開されている韓国犯罪アクション映画「10人の泥棒たち」出演のキム・スヒョンが6月30日、東京・六本木で舞台あいさつし、「大先輩たちとの共演で緊張した。勉強になった」と語った。
ドラマ「ドリームハイ」、「太陽を抱く月」などで日本でも注目を集めるキム・スヒョン。この日は大歓声に迎えられ、笑顔で登場した。まず日本語で「今回は『10人の泥棒たち』のザンパノ役でごあいさつします。よろしくお願いします」と話し、会場をわかせた。
チョン・ジヒョンとのキスシーンは胸がドキドキ...
「10人の泥棒たち」は、アジアの凄腕泥棒がチームを組み、マカオの財宝を狙う犯罪アクション作品。今回が映画初出演となるキム・スヒョンは10人の中で最も若手だ。「大先輩たちとの共演に緊張した」と振り返り、中でもベテラン女優のキム・ヘスクは一番印象的だったと話す。ドラマで母親役を演じることが多く、日本のファンにもおなじみの彼女だが、今回は酒びたりの中年泥棒役。「韓国では"万人のお母さん"のイメージなのに、泥棒を演じているので不思議でおかしかった」のだとか。
また、「猟奇的な彼女」などの人気女優チョン・ジヒョンとのキスシーンも注目を集めた。「まさに胸がときめくよう(笑)。とても緊張したが、いい勉強になった」と照れ笑いしていた。
初めての映画撮影とあって、現場で「カチンコ」担当にも挑戦。「一度やってみたかった。ミスもしたが学ぶことも多く、楽しかった」という。チェ・ドンフン監督については「頭が切れる賢い人。天才だと思う。考えているコンテを映像化する様子がすごく、不思議に感じた。(現場では)もうちょっと勉強してくれないとね、と言われたけれど」と苦笑いしていた。
最後に「日本であいさつできて本当にうれしく、光栄に思っている。また頑張っている姿を見せ、ベストを尽くたい」と締めくくり、笑顔で会場を後にした。
「10人の泥棒たち」(2012年、韓国)
監督:チェ・ドンフン
出演:キム・ユンソク、キム・ヘス、イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョン、サイモン・ヤム、キム・スヒョン、キム・ヘスク
2013年7月5日まで、TOHOシネマズ渋谷ほかで全国2週間限定公開。作品の詳細は公式サイトまで。
記事提供:映画の森
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。