2013/6/19

<韓流ピックアップ>ソ・ジソブ来日 「結婚そろそろ考えなきゃ...。思いやりのある人がいいな」

公開中の韓国映画「ある会社員」主演のソ・ジソブが6月14日、東京都内で舞台挨拶した。「アクションあり、ロマンスあり、メッセージ性もある作品。楽しんで下さい」と語った。

ソ・ジソブ「会社員の人たちへのメッセージが込められた作品です」

この日は劇中演じた会社員同様、ネクタイにスーツ姿で登場。満場の客席から歓声が上がった。"殺人請負会社"で働く社員の悲哀を描いた同作。激しい銃撃戦も見どころの一つで、撮影に向け「訓練に2カ月ほど費やした」という。「新しいアクションを見せられたと思う。最初から最後まで集中して観てほしい」と自信を示した。

また、日本でも人気のK-POPグループ「ZE:A(ゼア)」のキム・ドンジュンとの共演について「彼は歌手だけれど撮影に真摯な姿勢で臨み、演技が好きなことが伝わってきた。本当に情熱的に演じていた」と話した。個人的には「俳優間の先輩・後輩付き合いが苦手」だそうだが、後輩としてかわいがり「演技についてアドバイスしたり、今も仲良くしている」と語った。

劇中では中間管理職の殺し屋を、スーツ姿で熱演した。「ネクタイが息苦しくてつらく、少しは会社員の人たちの悲しみが感じられた。(殺し屋として)人に危害を与える職業を演じているが、たぶん観客も共感できる部分があると思う」と振り返っていた。

さらに、ヒロインを演じた先輩女優、イ・ミヨンについて「キャリアが長く、カリスマ性もある。学ぶ点が多かった。作品ではヒロインに出会い、平凡な幸せを夢見る役を演じたが、自身の結婚については「僕もそろそろいい年なので考えなければ。会話ができて思いやりのある相手がいい。今のところ予定はないですが」と話していた。

最後に「会社員の人たちへのメッセージが込められた作品。幸せに仕事をしているか、楽しみながら仕事をしているか。一度振り返り、考えられる映画になってほしい」と語った。


「ある会社員」(2012年、韓国)
監督:イム・サンユン
出演:ソ・ジソブ、イ・ミヨン、クァク・ドウォン、イ・ギョンヨン、キム・ドンジュン
2013年6月1日、新宿ピカデリーほかで公開。作品の詳細は公式サイトまで。

記事提供:映画の森

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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