日本未公開のイタリア映画を一挙上映する「イタリア映画祭2013」が4月27日、東京・有楽町ホールで開幕する。13回目の今年は、11年以降に製作された13作品を上映。監督や俳優らゲスト約20人の来日も予定されており、ゴールデンウィークは有楽町が"イタリア色"に染まる。
ゲスト約20人も来日 座談会&サイン会
今年もコメディーから青春映画、人間ドラマまで幅広いラインナップ。パオロ・ヴィルズィ監督のロマンチック・コメディー「来る日も来る日も」のほか、ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作「ふたりの特別な一日」(フランチェスカ・コメンチーニ監督)、新人俳優賞・撮影賞を受賞した「それは息子だった」(ダニエーレ・チプリ監督)など、各地の映画祭で評価された作品もそろった。
第56回カンヌ国際映画祭である視点部門グランプリを獲得した「輝ける青春」(03)のマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督が、イタリアを震撼させた銀行爆破事件を描く「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」も注目作。マフィア組織を描いた「ゴモラ」(08)に続き、2作品連続でカンヌ国際映画祭グランプリの栄誉に輝いたマッテオ・ガッローネ監督の「リアリティー」も特別上映される。
また、開催に合わせて「司令官とコウノトリ」出演俳優のジュゼッペ・バッティスントン、「素晴らしき存在」のフェルザン・オズペテク監督らゲスト約20人が来日。4月27~29日に行われる観客との質疑応答のほか、29日の座談会・サイン会にも参加する予定だ。
「イタリア映画祭2013」は2013年4月27~29日、5月3~6日に東京・有楽町朝日ホール、5月11~12日に大阪・ABCホールで開催される。作品の詳細、上映スケジュールは公式サイトまで。
作品の詳細は公式サイトで。
記事提供:映画の森
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。