あるとき些細なことで私は母と喧嘩をしていて、しばらく口をきかない冷戦状態が続いていました。しかし、デパートで気づきます。もうすぐ母の日だ、と。私は母への怒りなど忘れ母の好きなものを考えて歩き回り、結局チケットカウンターにたどり着きます。購入したのは母が好きだったアーティストの来日公演のチケット。そこに手紙を添え、母の日に到着するよう郵送。母の日の直後、今度は私が母から手紙をもらい私たちは穏やかに仲直りをしました。
カーネーションに感じる罪悪感
...私が15歳だったときの、母の日の話です。まるで恋人同士のようです。その年以降何回も母の日はあったわけですが、毎回この年のことを思い出して何を買おう、何をしようと悩んでいます。
正直に告白すると、「まあ、今年は間に合わなかったから帰り道にお花買っていくか!」という年もありました。しかしどうも後味が悪いのです。母の日の代表的既製品を買ってしまった自分が。
以来私はなるべく既製品に頼らないことを意識するようになりました。「既製品以外を」とアドバイスをすると、みなさん難しいと感じるのか、一瞬顔が曇ります。ですが、ちょっとしたことです。たとえば料理を作ってあげたり、一緒に映画や舞台に出かけたり...ほんのひと工夫で印象が変わります。
当社のようなオーダーメイドギフトを提供するサービスも、今ならまだ申し込みができる時期。焦らないよう、桜の散る前に準備を始めてみるといいでしょう。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。