今年の米アカデミー賞で注目を集めた「世界にひとつのプレイブック」主演のブラッドリー・クーパーの新作「ザ・ワーズ　盗まれた人生」が2013年3月9日公開される。

「世界にひとつのプレイブック」では、心の壊れた男を熱演。米アカデミー賞では相手役のジェニファー・ローレンスが主演女優賞を獲得するなど、高い評価を得た。

クーパーは12歳で俳優を目指し、人気ドラマシリーズ「SEX AND THE CITY」でデビュー。2009年の大ヒット作「ハングオーバー！　消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」でスターダムに。2011年には米誌が選ぶ"世界で最もセクシーな男"に選ばれている。

妻役のサルダナとは私生活でも恋人に

そんなクーパーの日本最新公開作が「ザ・ワーズ　盗まれた人生」だ。クーパー演じるロリーは、愛する人との生活と作家としての成功の狭間で苦悩する。ある時、偶然見つけた他人の原稿を盗作して出版。それが思わぬベストセラーとなり、ロリーは"夢を実現した"はずだったが──。小さな出来心が招いた悲劇を通し、人間の本性をあぶり出す心理劇となっている。

私生活では、同作に妻役で出演したゾーイ・サルダナ（「アバター」主演女優）と撮影後に交際をスタート。過去にキャメロン・ディアス、ジェニファー・アニストン、レニー・ゼルウィガー、ジェニファー・ロペスと、数々の浮き名を流してきたクーパーだが、サルダナは母親公認の良き恋人だったよう。昨年破局したものの、息の合ったやり取りも見どころの一つだ。

「ザ・ワーズ　盗まれた人生」（2012年、米国）
監督・脚本：ブライアン・クラグマン、リー・スターンサル
出演：ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・アイアンズ、デニス・クエイド、オリビア・ワイルド、ゾーイ・サルダナ、ベン・バーンズ
2013年3月9日、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開。作品の詳細は公式サイトで。

記事提供：映画の森

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。