2013/2/21

映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」/柴咲コウ×真木よう子×寺島しのぶ 完成披露舞台あいさつ

その人恋しさは、決してネガティブなものではない

御法川監督は「ありふれた日々の話で、大きな事件が起きるわけでもない。俳優たちのテクニックではなく、(彼らが)人間として日々をどう大事にしているかが垣間見える。しぐさやまばたきからも、いろいろ感じてもらえるのでは」と話した。

さらに続けて、「観終わった後、ちょっと切なく人恋しくなると思う。その寂しさはネガティブなものではない。すーちゃんのように自分の心の声に向き合えば、明るい一歩を踏み出せる」と説明。また、主人公の3人が「皆さんと同じように、この街のどこかに生きている」とも。「彼女たちを思い出せば呼吸が楽になるような、そんなふうに作品を大切に思ってもらえれば」と話し、和気あいあいとした舞台あいさつを締めくくった。


「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」(2012年、日本)
【ストーリー】すーちゃん(柴咲コウ)、まいちゃん(真木よう子)、さわ子さん(寺島しのぶ)は、かつてのバイト仲間。それから十数年、今でも友情は続いている。仕事、年齢、貯金、結婚、妊娠、介護...。それぞれの道を歩いてきた彼女たちの悩みはつきない。《あたしが選んできたことは、ぜんぶ間違っていたの?》それでも彼女たちは"ちょこっと"の幸せを見つけて、今を生きていく―。
監督:御法川修
出演:柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶ、井浦新、染谷将太
2013年3月2日、全国公開。作品の詳細は公式サイトで。

記事提供:映画の森

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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